名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

円空仏の塗装

2019年03月30日 | 趣味


朝から雲に覆われていたが、
午後になって雨が降り出した。

しとしとと降る春雨は、濡れても気にならないが、
夕方から本降りになった。



堀川端の四季桜は2度目の花だが、散り始めている。
花筏が漂っていたが、黒く濁った流れでは風情がない。



以前彫った護法神に着色をした。
仏像に塗装をするのは初めてだが、ポスターカラーや
ラッカーなどを使って、古代色を表現する人もいる。

線香や蝋燭ですすけた感じを出せないかと、
柿渋を塗ってみた。

生柿を数年間発酵させて作る塗料は、
自然志向の人に好まれる。

強烈な匂いがしたが、数日で抜けると
書いてあった。

木の彫刻は、板目や柾目が随所に現れ、
塗料の吸い込みが違うので色むらが出る。

重ね塗りをしているうちに、色が思ったより
濃くなってしまった。

やはり円空仏は生のままで、経年変化の方が
味があるのかもしれない。
コメント (2)
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