
今日も雨が降ったり止んだで、はっきりしない
一日だった。


白川公園の夏の花が咲き始めたが、梅雨空の
下では色が冴えない。

伏見通りを挟んで御園座の向こう側に立つ「タブノキ」の
樹勢が衰え枯葉が目立つ。
都心の幹線道路沿いにあり、木にとっては
過酷な環境だろう。

江戸時代の中期から、今まで伐採もされずに生き延びたのは、
御神木として崇められてきたからだろう。
中学の通学路で存在感を誇っていたタブノキは、隣接する
アメリカ村とともに記憶に残っている。
戦禍や排気ガスには耐えたが、昨今の異常気象には
耐えられなかったのだろうか。
養生中とのことだが、老木が樹勢を取り戻すことを願いたい。