
昨夜泊まった宿には温泉が三か所あって、今朝は森の湯に入った。
せせらぎと緑の中にある湯船は、桧の香りが漂い気持ちが落ち着く。
源泉かけ流しで飲用もできた。

入浴の後は「昔ばなしの里」の朝市を見物。

山菜や果物の店が出ているが、屋内の展示がユニークで、昭和の
おもちゃや駄菓子、プロマイドなどが所狭しと並んでいる。

朝食は山家料理定番の朴葉みそ焼きや飛騨の漬物などが出た。

つき立ての餅も食べて満腹。

↑大正池と焼岳
宿を出発して平湯バスターミナルから、シャトルバスで
上高地へ向かった。

↑大正池と穂高連峰
朝のうちは薄雲が広がり、湖面はいつもの鮮やかさがない。

田代湿原に着く頃から青空が見えてきた。


↑田代池

林間コースには猿がすぐ近くを歩き回り、ツキノワグマ出没の
ポスターが貼ってある。

田代橋を渡り、梓川の左岸に出る。

河原に下りて河童橋に向かう。

河童橋から快晴の穂高連峰をしばし見とれた。

焼岳の噴煙は青空をバックにしてはっきり見えた。

クマに注意しながら小梨平を回り、バスターミナルから
シャトルバスで平湯へ戻った。

平湯大滝を見物し、中部縦貫道と東海北陸道を走って名古屋へ戻った。
コロナ感染予防対策は、宿や飲食店、交通機関などで十分とられている
ことを実感する旅だった。