
昨日の冷たい雨は止んで、暖かい春の陽ざしが戻ってきた。

花壇の花も街路樹もたっぷりと水を吸って生気をみなぎらせている。

OB会の仲間との会合を前に、牧野が池緑地を歩いてきた。

広場はレンゲやタンポポが咲き乱れている。

園内の大きな桐の木は、薄紫色の花をたくさん付けている。

たんすや下駄に使われる桐はよく知られた木だが、花を見る機会は意外に少ない。
農家では女の子が生まれると庭に桐の木を植える風習があり、郊外では桐の花をよく目にした。

竹林では雨後の筍に喩えられるように、にょきにょきと顔を出している。


育ち過ぎや食べ頃など、選り取り見取りだが勝手に採ることは出来ない。
竹林の密を避けるため、間引きされた筍が放置されているのがもったいない。
久しぶりに郊外の緑地でマイナスオゾンをたっぷり吸い、仲間との
会食や歓談を楽しんだ。