名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

十一面観音像の彫刻

2022年04月30日 | 趣味


朝から雲一つない快晴で、一日早く五月晴れがやってきた。



白川公園を周回したが空気がひんやりとして心地いい。



突然茂みからつがいのカルガモが出てきた。
ツワブキやツタなどが茂っているので、産卵場所を探していたのだろうか。



噴水池でもカルガモカップルが泳いでいる。
先ほどのが飛んで来たのかどうかは分からない。



少し離れた美術館裏の池へ行ったら、またカップルが泳いでいた。
雌雄の見分けはつくが、同じカップルかどうかは全く分からない。



もし3カップルが別々で、それぞれにヒナが生まれたら、縄張り争いで
騒動が起こりそう。



今日も朝の散歩以外は終日部屋にこもって、一木三尊像の彫刻をした。



三体並行に彫っていて、すべての粗彫りが終わった。



十一面観音菩薩は、観音菩薩が衆生を救うために変身する
変化観音の一尊で、頭上に11の顔を戴いている。

それぞれの顔は、人々をなだめたり怒ったり、励ましたりするため
違った表情をしている。

11の顔で、全方向を見守り、現世の功徳を与えてくれる仏として
奈良時代より信仰されている。

高賀神社の2メートルを超す長身の十一面観音像の摸刻だが、25センチ程に
縮尺して彫っているので、化仏は1センチ足らずになる。

表情を変えようと何度か試みたが無理だった。
今回はこれで妥協をして、明日から他の2体の仕上げ彫りをする。

昨日(5/30日)のブログが、どういう理由か投稿できなかったので
今朝再度アップしました。

コメント (4)
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