森の散歩道

四季の自然・野鳥・花・生き物など

立山のライチョウ

2011-05-29 | 立山

立山の天気予報が曇り雨になっていたのですが、朝方は晴れてたので、9時に家を出て立山へ出かけました。(5月28日)

駅の駐車場も意外と空いていて、ケーブルとバスの待ち時間もほとんどなく順調に行けました。11時半前には室堂平へ着いて、

1ヶ月ぶりの立山に何だかとても嬉しくなりました。立山は雲に隠れていますが視界は思ったほど悪くなく、気温が6℃ぐらい。そんなに寒くなかったです。

 

室堂平は残雪が多く、5mの高さがある供養塔の頭もまだ見えていませんでした。

「ミクリガ池」では、雪の割れ目から少しグリーン色が見えていました。

 

今回はライチョウに会うのが目的だったので、ミクリガ池温泉辺りまで歩いて行くと自然解説当番のKさんに会い、

ライチョウは雷鳥沢へ降りる道にいるよとの情報を聞いてそちらへ向かいました。(ライチョウ情報は、立山自然保護センターへ行くと教えてもらえます)

 

♂が1羽いました。ゲッゲッゲ・・・と蛙のような声を出して鳴いていました。

 デジカメを持った男女の方がライチョウの歩く後から追いかけ過ぎ…飛んで行ってしまいました(-"-)

 カヤクグリもピンボケですが見た証拠に^^;

 

それから小雨が降って、霧も出て来たのでミクリガ池温泉まで戻り、外のベンチに座ってコンビニで買って持って来たお弁当を食べながら晴れるのを待っていました。

山ガールの人たち、カッコいいですね( ^^

 

なかなか霧が晴れないので、あきらめて帰ろうと歩いて行くと、人だかりが・・・NHKのライチョウの取材があったのです。

 

そしたらタイミング良く、ライチョウの番も近くにいたんです\(^o^)/

 

ライチョウ 雷鳥 ライチョウ科 36cm 高山のハイマツ帯に生息 

♂の方が少し大きいです。繁殖期は目の上の赤い肉冠が目立ちます。

 

♀は、♂の後からトコトコついて歩いて、可愛らしかったです。

 

お食事は、高山植物の芽や葉、昆虫も食べます。冬の白い羽から、夏羽に変わっていました。

 

 

 

 

♂は尾羽を広げて、ディスプレー。愛してます~と言ってるのかな。

 

 

この子は足環が付いていないので、脚が暖かそうに見えます。とても愛想よくしてくれました。

足元近くまで歩いて来たので、レンズからはみ出しそうなぐらい。ズームレンズも必要なかったです(笑)

前日から泊りで来ていて、もうお腹いっぱい撮ったとおっしゃるご夫婦の方と一緒に撮影していました。

静かにライチョウを見守ってて下さるので、私も沢山撮らせてもらうことが出来ました。

不思議なことに、取材の一行がいなくなると何故かライチョウの番も何処かへ消えてしまったのです(^^)

他には♂ライチョウが2羽、谷へ向かって飛んで行くのを見ました。♂同士のナワバリ争いも活発になっているようです。

室堂山へも登りたかったのですが、霧が濃くなって視界が悪くなり早めに山を下りました。

  

 帰りの立山駅の近くで、「イワツバメ」の子供たちが電線に止まっていました。大きい2羽が大人ですね。

 

 

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コメント (18)
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