3月15日(日)新聞の天気予報が晴れマークだったので、朝方少し空が明るくなった頃に家を出て、オオハクチョウの越冬地田尻池へ出かけました。
ハクチョウたちの北帰行が近くなると田尻池へ集まると言われています。
池に着いたのが6時15分頃でしたが、カメラを持った方が数人待機されていました。
車を止めると間もなく、コーコーコー・・・と大きな声で鳴きながら次々と飛んだので少し慌ててしまいました。
そのグループは餌場の方角へ飛んで行ったので、この日は旅立ちはしなかったようです。
別グループも、一列に並ぶと力強く水面を蹴って飛んで行きました。補正値を動かしたので、明るさが変わっています。
北の方へ向かって飛んで行ったのですが、しばらくすると池へ戻って来たので、北帰行に備えて飛行練習をしていたようです。
雲に隠れて見えないと思ってたのですが、剱岳と白ハゲの間から上がって来た、すばらしい日の出が見られました。
ハクチョウの餌を目当てに集まって来たオナガガモがいっぱいいます。
尾羽がピンと長く伸びています。
この子は、岸へ向かって歩いて来ました。可愛い~ですね!
朝日を浴びたオオハクチョウさん
ハクチョウたちは、池にまだ30羽ほど残っていて、お世話の方から餌をもらって食べていました。
左から2番目のオオハクチョウの首が曲がって変になっていますね。地元の方は良くご存知ですが、私がこの子のことを知ったのは5年くらい前です。
その時は、以前どこかにぶつけて怪我をした後治ったと聞きましたが、その後も元気に仲間と一緒に戻って来る姿を見るととても感動してしまいます。
旅立つのもあと1週間ほどでしょうか。今年もたくさんの感動をありがとうと言いたいです。
北の繁殖地まで、皆さん無事に渡って行けることを願ってお別れしました。
朝はかなり冷え込んで、霜の花がきれいでした。