ビルで巣作りをしているツバメさんたちを久しぶりに見ました。先月の下旬ごろまで巣の修復をして、その後10日ほど見かけなくなったので心配していたのですが、
今思えば、繁殖のために体力をつけていたのかも知れません。今年は新しい番が1組増えて、3組の番が戻って来てくれました。(5月19日)
天井に巣を作った番は、新入りです。
天井に巣があることは、警備員さんに教えてもらうまで知りませんでした。鉄板に過去の記録が書かれてあることから、ずっとツバメを大切にされてたことが伺えました。
ビルが建ったのがH3年頃なので、翌年から来ていたことになります。私は勤め始めたH5から見ていますが、当時は巣が6個もあるのに驚いたものです。
繁殖に来ない年もあったのですが、最近また数が増えてきました。
今まで♂が止まり木代わりにしていた看板の上に糸が張られたので、ドアの角を休み場所に決めたようです。巣の見える場所でないと不安のようです。
先に来ていた二組の番が抱卵に入りました。昨年壊れた所は、今年薄茶色の土を乗せて修復しました。
こちらは別場所で、地下道のツバメの巣です。観察を初めて3年目ですが、毎年繁殖が終わると巣が落とされて奇麗に掃除がされます。
でも翌年には、また同じ場所へ巣を作るのです。とても不思議です。最近は天敵のカラスを避けて、より人の多い場所近くで繁殖する傾向があるようです。
ツバメは、細い階段通路を出入りしています。
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