ついにポットスチル(単式蒸留器)の見学です。
蒸留所に来たら、これがメインでしょ~。思っていたよりずっと広くて綺麗なスペースです。
ストレート式(手前側)のポットスチルとランタン式(奥のちょっとくびれているタイプ)のポットスチルが並んでいます。
ポットスチルって・・・思っていたよりずっと大きいです。
2回蒸留しています。左側が「初留窯」で右が「再留窯」です。
一回目の蒸留で得られる蒸留液はアルコール度数20~25%ぐらいの原酒になりますが、このままではアルコール度数が低い上に雑味も多いので使えません。
なので二回目の蒸留でアルコール度数60~70%の原酒にします。
ポットスチルの中を見る事が出来ましたよ。前回見た発酵液が入っています。
蒸留された液がどこへ行くのかというと・・・ラインアーム(鶴口になってる渡り部分の太いパイプ)はポットスチルの周辺足場の下に向かってますね。特に写真の右手前の配管がよく分かります。
なんと、ポットスチルの下にも行く事が出来ました!
ここは「ミドルカット」の工程です。
再留で得られる最初の部分はアルコール度数が非常に高く、また後の部分はアルコール度数が低すぎるので、熟成には適しません。
なので、最初と最後の部分を除いた中間の部分のみを熟成にまわします。これが「ミドルカット」です。
ミドルカットする部分が少ないほどピュアな原酒になりますが、コストパフォーマンスが悪くなります。
ミドルカットする部分が多過ぎれば品質に響きます。つまりこのタイミングは「職人の腕」なんですね~。
ミドルカットされた蒸留液はここから出て来ます。
汚く見えますが、銅が酸化して緑青(ろくしょう:酸化銅)化している状態です。それに、高濃度のアルコールで殺菌され続けてますしね(笑)。
(確か、カットされて使われない部分だったような・・・)
人を写さずに撮れた一枚。これは運が良かった!
次回は熟成庫に行きますよ。
お楽しみに~!
蒸留所に来たら、これがメインでしょ~。思っていたよりずっと広くて綺麗なスペースです。
ストレート式(手前側)のポットスチルとランタン式(奥のちょっとくびれているタイプ)のポットスチルが並んでいます。
ポットスチルって・・・思っていたよりずっと大きいです。
2回蒸留しています。左側が「初留窯」で右が「再留窯」です。
一回目の蒸留で得られる蒸留液はアルコール度数20~25%ぐらいの原酒になりますが、このままではアルコール度数が低い上に雑味も多いので使えません。
なので二回目の蒸留でアルコール度数60~70%の原酒にします。
ポットスチルの中を見る事が出来ましたよ。前回見た発酵液が入っています。
蒸留された液がどこへ行くのかというと・・・ラインアーム(鶴口になってる渡り部分の太いパイプ)はポットスチルの周辺足場の下に向かってますね。特に写真の右手前の配管がよく分かります。
なんと、ポットスチルの下にも行く事が出来ました!
ここは「ミドルカット」の工程です。
再留で得られる最初の部分はアルコール度数が非常に高く、また後の部分はアルコール度数が低すぎるので、熟成には適しません。
なので、最初と最後の部分を除いた中間の部分のみを熟成にまわします。これが「ミドルカット」です。
ミドルカットする部分が少ないほどピュアな原酒になりますが、コストパフォーマンスが悪くなります。
ミドルカットする部分が多過ぎれば品質に響きます。つまりこのタイミングは「職人の腕」なんですね~。
ミドルカットされた蒸留液はここから出て来ます。
汚く見えますが、銅が酸化して緑青(ろくしょう:酸化銅)化している状態です。それに、高濃度のアルコールで殺菌され続けてますしね(笑)。
(確か、カットされて使われない部分だったような・・・)
人を写さずに撮れた一枚。これは運が良かった!
次回は熟成庫に行きますよ。
お楽しみに~!