かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

冬芽(6)

2009年03月17日 | 冬芽と葉痕

冬芽ネタが続きますが、この時期しかないのでご勘弁を!

特徴があって面白い形の冬芽は葉痕とセットで形作られていると以前書きましたが、冬芽(4)で紹介したニセアカシアのように棘も特徴付ける要素となることが多い気がします。
そこで、棘が大きな要素となっているものを2つほど紹介します。

最初はサンショウです。サンショウの棘は対生しているのが特徴ですね。近似種のイヌザンショウの棘は互生します。この棘を腕に見立てるとタクトを振る指揮者に見えたりするのですね!そして頂芽を見れば裸芽という事が一目瞭然でしょう。



こちらは何処かで見たことのあるユーモラスな怪獣に似ていませんか?



そして、次は一般的な冬芽ではないのですが、ハリギリの幹に作られた造形です。普通の頂芽はこんな感じにはならないでタラノキを少し大柄にしたような冬芽なのです。それが太い幹にヒコバエが出てきて少しずつ生長しその先端に芽を付けたものです。両脇の棘がまた良い感じで出ていて、まるで「オットセイ」のようではありませんか!



一般的なハリギリの冬芽はこちらです。

コメント
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