かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

冬芽(9)

2009年03月23日 | 冬芽と葉痕

週末は釣果報告、平日は自然もので、特に最近は冬芽ネタが多くなっていますが、もう少し続けさせていただきます。

今回の一つ目はキササゲ(ノウゼンカズラ科)です。

キササゲは中国原産の落葉高木で各地に植栽されているほか、川岸などに生えているものが見られます。マメ科ではないのですが果実がマメ科のササゲのように細長く垂れ下がるので「キ(木)ササゲ」
の名前が付けられました。
8~12枚の芽鱗に包まれた球形の冬芽は少し大きくなるとバラのように見えます。仮頂芽は側芽とほぼ同大で側芽は三輪生または対生します。葉痕はほぼ円形で周辺部が盛り上がって噴火口のように見えます。ちょっと変わったものとして写真のように葉痕の下部が突起のように残っているものがありました。



木の形や花の形を見るとノウゼンカズラとは似ていないような気がするのですが、冬芽は良く似ているような気がします。下の写真がノウゼンカズラ(少しボケています)の冬芽です。見比べて下さい。



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