かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

虫えい(虫こぶ):渓流釣りで見かけた虫えい

2010年07月13日 | 虫えい(虫こぶ)


渓流釣りに行ったのは3日の土曜日ですが、そこで見つけた虫えい(虫こぶ)を掲載しておきます。

オヒョウハホソフクロフシ(タマワタムシ科)

オヒョウの葉の表面に作られた細長い袋状の虫えい(虫コブ)です。1cmを超える高さになり、緑色や赤紫色を帯びます。

えい形成生物はエゾヨスジワタムシでハルニレにも同じような虫えいを作るそうです。図鑑では、分布が北海道と書いてありましたが、本州でも標高の高い場所には出現するのでしょうか?


オノエヤナギハヒラタコブフシ(ハバチ科)

オノエヤナギの主脈に沿ってつくられた楕円形の虫えい(虫こぶ)です。えい形成生物はコブハバチの一種で、表面は滑らかで緑色、葉の表裏両面に膨らみます。

6月上旬に羽化して若葉に産卵して虫えいを作り、7月下旬に脱出して地中で繭になるそうです。


ウツギメタマフシ(タニウツギ:タマバエ科)
タニウツギの芽にできた1cm前後の球形の虫えい(虫こぶ)です。緑色で表面には白い毛が生え、萎縮した葉が付いていることが多いようです。

えい形成生物はウツギメタマバエで9月ごろに葉の付け根の次年度展開する芽に産卵するのだそうです。写真はカメラの防水ケースが曇っていて上手く撮れませんでした。


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