子どもたちは夏休みです。我が家も孫や甥っ子が来襲、しばし釣りは休みです。
でも、遊び場は川、子どもたちにとってじいちゃんは川遊びの名人です。
林業試験場の樹木園内にカエデの木が何本かあります。先日、その木の近くをセミやチョウなどを追いかけて昼休み散歩していると、ゴマダラカミキリが飛んでいるのに気が付き、ふとかえでの木を見るとあらためて枯れていることに気が付きました。
そして、幹にもゴマダラカミキリが居て、近くには幼虫がカエデの葉を食草にしているハチでしょうか(よく分かりませんでした)・・・いろいろな昆虫がいて、カビも生えていました。
普通なら枯れてしまったのだから伐って片付けてしまいます。でも、それで良いのかな?
枯れ木には色々な生き物が棲み付き、それを食べる生き物が回りに集って・・・と枯れ木は生物多様性の要素として他の生き物のために生きているのです。
最近、森の中の餌が無くってクマが出没した、イノシシやシカに農作物を荒らされたなどと言われて居ます。山の中の生物多様性がなくなってしまって里に出没してきたのでしょうか?
枯れ木一本でもあればシロアリやミツバチが巣をつくり、それをクマが食べるという生態系が出来たのかも知れません。そう考えると、人間のために切り倒した木材を全て出荷して使ってしまうと問題があるのかな? 山には切り倒した木や枯れた木を残すことも必要なのかな? なんて思ってしまいます。
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