かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

本の紹介29:里地里山文化論(上・下)

2010年12月07日 | 


「現代の人々が忘れかけている、自然の恵みに感謝する心と生活の知恵がある里地。また、今や希少となってしまった多くの生き物たちが里山。・・・中略・・・本書は歴史的な考察と広範にわたるフィールドワークをとおして、人と自然とが共存している美しい生き方に光を当てています。-(財)日本生態系協会会長 池谷奉文


「私たちはなぜ里山や里山と呼ばれた農村の風景に懐かしさを感じるのだろうか。それは村があり、田畑が耕され、川が流れ、生活や労働とともに展開してきた森が見える風景である。本書はこの風景のなかに日本の基層文化があることを見つけ出した。・・・中略・・・本書によって「里地里山」は懐かしさから、これからの自然と人間の関係を探るための指標に変わった。-哲学者 内山節

と言う推薦文につられて、里地里山文化論(上・下)を買ってみました。

里地里山文化論 ㊤循環型社会の基層と形成
里地里山文化論 ㊦循環型社会の暮らしと生態系

著者:養父志乃夫、定価:各2,625円(税込)、出版:農山漁村文化協会

買ってみてから気がついたのですが、ネットの書評にはかなり辛辣なものが幾つか有りました。例えばこの書評とか・・・この書評とか・・・

まあ、他の人の書評はともかく、内容的にはきめ細かな現地調査に基づいて書かれていますし、平易に書かれているので、さらっと読み進めます。里地・里山に興味がある方は一読してもいいかも・・・


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