何事も難しくするのが○○学というもので、この種子散布型も簡単に言えば「自分の重さで落ちる」という果実のことです。代表的なのは「どんぐりコロコロ どんぶりこ お池にはまって・・・」のドングリでしょうか・・・
もちろん、仲間のクリもそうでしょうが、クリやミズナラなどの実はツキノワグマやイノシシなどに食べられてしまいます。そしてリスやカケスなどによっても食べられますが、これらの動物は別の場所に運んで隠す習性があります。その幾つかが食べられずに芽吹くという仕組みも持っているのです。ということは「忘れ物型?」
ムクロジは重力散布型でいいのだろうか・・・
同じ仲間のモクゲンジは風船のような形・・・3裂した内側に黒い実がついていますが風を利用できるような形なので重力散布型ではないのかな? でも、親木の下に随分と落ちているのだからなぁ・・・
さらに、親木の下にたくさん落ちているのがユズリハの実・・・
この実は一度鳥に食べられないと芽を出さないようです。親木の下に落ちていても、この実から発芽したのを見たことがありません。ですから鳥散布型なのですね。
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