日曜日の自然観察会は主に鳥と植物でした・・・特に昭和天皇を何度もご案内している里見先生(↑)の説明は人気があります!
時系列的にこの日の花と果実を紹介していきます。最初に目についたのはキク科のトネアザミ・・・チクチク痛いことを「あざむ」と言い、これから転訛したのが「アザミ」、そして利根川が流れる関東地方に多いので付いた名前だそうです。
次はキク科のアキノキリンソウ・・・ベンケイソウ科のキリンソウ(黄色い花が輪状に咲くから)に似て秋に咲くところから付いたそうです。
キツリフネとツリフネソウ・・・
キツリフネは葉の腋から垂れ下がって花のお尻の部分の距が巻かずに垂れ下がります。もちろん黄色だから判別は簡単ですね・・・
そしてツリフネソウは葉の腋から花柄が斜上して距はくるりと巻きます。花の色は赤紫・・・
この時期いたる所に咲いている毒草のヤマトリカブト・・・葉が細かく切れ込んだオクトリカブトもありました。
・・・で、たくさん生えているのでマユミの樹の又からも数株垂れ下がっていました。名付けてマユミトリカブト・・・右側の蔓は葉脈に毛があるオニツルウメモドキです。
大きな葉、大きな黒紫色の花が特徴的なハバヤマボクチ・・・
葉場山つまり採草地に多いからで、ボクチは火口(ほぐち)でこの種子の綿毛を集めて火打石の火花を移しとるのに使ったからだそうです。
真っ白な花火のようなシラネセンキュウ・・・
果実としては瑠璃色が美しいサワフタギの実・・・ルリミノウシコロシという恐ろしい別名も持っています。
ミカン科のタチバナの花に似ているのでクサタチバナ・・・でも実を見ればガガイモ科なんだなって納得しますね。
透き通った紅い実のユキザサ・・・
・・・キノコもたくさん出ていたけど難しいのでパス!
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