先日の榛名湖・沼の原の自然観察会で観察した花で、同じ科・同じ属なのですが少しずつ違いがある花のお話しです・・・
まずはタデ科タデ属のイタドリとベニイタドリは花の色が違うだけ・・・ベニイタドリはイタドリの高山型なのです!
イタドリは白い花・・・
ベニイタドリはその名のとおり紅色の花・・・色が違えばメイゲツソウなんていう風雅な別名まで貰えちゃうのです!
同じタデ科タデ属のミゾソバとアキノウナギツカミも似ています・・・他にママコノシリヌグイなんて今なら児童虐待で捕まりそうな名前の仲間もあります!
ミゾソバの葉はほこ型で基部は耳状に張り出し、茎には下向きのトゲがあります・・・
アキノウナギツカミの葉は長い披針形で基部は矢じり形、茎には下向きの刺があって手で触るとかなり引っ掛かります・・・
次はシソ科シロネ属のヒメシロネとエゾシロネ・・・この仲間には他にシロネやコシロネもあります。
ヒメシロネの葉は披針形で先端が尖り、鋸歯は棘状にとがります。花は4mmくらいでエゾシロネの倍くらいの大きさ・・・
エゾシロネの葉は広披針形で鋸歯は尖らず、花は2mmくらい・・・
似た者同士の山野草の違いが何となく分かったら・・・ (↓) クリック お願いします! (3157話目)
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