水曜日(7月26日)の上毛新聞(群馬県地方紙)の記事(↑)・・・
生息域拡大が確認されているヤマビルの被害を防ぐために防除対策の実地講習会が開催されたという内容だ。
確かに北毛地域と西毛地域で生息域が拡大(↓)している。 今年2月の林業試験場の坂庭さんの発表から・・・
閲覧注意)これからヤマビルの画像が出るので見たくない人はスルーしてね!
感染症などの媒介は無いけれど、吸血被害と気持ちの悪さは超一級品・・・
林業作業や農作業などの外仕事、ハイキングや釣りなどのレジャーなどで被害に遭う人も増えてきた。
↓は農林大の下刈り実習の時に学生のズボンを這い上がってきたヤマビル・・・
ヤマビルの棲みづらい環境づくりが必要と言われているけれど・・・
農山村の人口は減少しっぱなしだし、高齢者の割合は増え続けている。 したがって森林整備や藪原の刈り払いなど環境整備を行う人たちが少なくなったのも大きな要因だよね!
そんな訳で、生息域で森林や草むらに入るときは予防措置をしようね・・・
ディートの入った防虫スプレーや市販のヒル除けスプレーをたっぷりかけて行こう。 塩水スプレーも有効だよ・・・
しかし、ヒル除けスプレーの商品名は面白い(ふざけた)ものが多いねぇ~、 「ヤマビルファイター」や「ヒルノック」「ヒルよらん」などはまだマシな方で、「ヒル下がりのジョニー」「ヒルまず進め」となるとオヤジギャグ級だね・・・(笑)
防除スプレーは滴るほどたっぷりと掛けないと効果が無いよ。
今年の動画だけど、ヒル除けスプレーの掛け方が少なかった長靴に登ってきたヤマビルは本当にひるまず進んじゃった!➡ヤマビルの動画
もし血を吸われてしまったら・・・
(↓)数年前に腕時計のバンドの下で吸血していたことが有った。 私じゃないのでひるまず撮影したけど・・・(もちろん、このあと直ぐに持っていた塩水で落としてあげたよ)
血を吸われた時の為に、私はリムーバーと抗ヒスタミン軟膏、カットバンを常に携行している・・・
まず、タバコの火で焼いたり、防虫スプレーや食塩水を掛けてヒルを落とす(無理に引っ張ると傷口が大きくなるよ!)➡血液凝固を妨げるヒルジンを血と一緒にリムーバーで吸い取る➡傷口を拭いてから抗ヒスタミン軟膏を塗る➡カットバンを張る と言う手順で処理しようね。
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