昨日は、あまり良い天気ではなかったのですが12日(日)にGFG杯の地区予選が碓氷川(松井田地区)で開催されるので下見することにしました。地元・碓氷川でのアユ釣りは6月28日以来なので10日ぶりの釣行となりました。
まずは定番の中瀬大橋の下流から8時半に開始です。なかやすオトリ店で「最近はあまり釣れていないよ」と言われたとおり追い気が感じられず、30分ほど経ってからやっと良形が掛かりました。オトリ替えが出来きたら2匹目も直ぐにきて一安心・・・
下見が目的なので一か所で粘らず1~2匹釣ったら移動することにして中瀬橋上流へ・・・
ここでもちょっと小振りだけど元気なアユが立て続けに掛かってきました。
「けっこう居るじゃないの」なんて思いながら上流に移動して行く途中でトロ場を覗き込むとまとまってアユが死んでいました。あ~ぁ、冷水病がとうとう出ちゃったのねぇ~
病原菌の供給源を少しでも減らそうとビショビショになりながら網で掬い上げて岸の上に放り上げました。こんな事しても処理できるのはほんの一部で無駄かもと思いながら・・・
そしてトロ場の上流の瀬で釣れたアユも口が赤くなっています。
さらに尾びれの付け根に病斑があるものが釣れてきたり、ピクピク苦しそうに流れて行くアユも何匹か見かけました。そう言えば7月に入ってから日照時間が極端に少なく水温も低かったのですよね。多くの人が「急に釣れなくなった・・・」なんて言っていたけど釣れない原因はこれだったのですね。
あれだけ「オトリの持ち込みは止めてください」、「釣ったアユを飼ってオトリとして使うのは止めてください」と言っても聞いてくれないのだもの・・・ほんの一部の不心得者の行為が皆の楽しみを奪ってしまうのです。そういう輩に限って釣れなくなればさっさと他の川に行ってしまうのだよね(怒)。
早く梅雨が明けて暑くなってくれないと水温が上がらず冷水病が収まらないので、やっと復活してきた碓氷川のアユ釣りには大打撃になってしまうかも・・・
冷水病の蔓延→アユの死滅→釣れなくなる→釣り人が減る→漁協の収入が減る→次年度の放流費が減る→放流量が減る→アユが少ないから釣れない→さらに釣り人が減る→漁協の収入が減る→アユの放流が出来ない・・・こういった負のスパイラルに陥るのですよ。
この先も長くアユ釣りを楽しみたいのならばルール、マナーを守りましょうよ!
さて、お昼頃に中瀬大橋に到着・・・今年は激混みで此処で釣りが出来るのは昨日が今シーズン初めてでした。
此処で数匹掛けた頃に雨が降り始め、時間も1時になったので納竿しました。約4時間で11匹だったからまあまあの釣果でしたかね・・・
<おまけ>中瀬大橋の川縁でミヤマカワトンボのオスがメスの首根っこを摑まえて交接中・・・きれいなハート形になっていました(笑)
ミヤマカワトンボは褐色の羽根で先端に暗褐色の帯が有るのが特徴です。♂は全体に暗く、♀は帯の先端側に白い縁紋があります。
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