しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

雑感あれこれ

2012年02月03日 | Weblog
娘が「退職した」と言って報告に帰宅した。
6年間勤務していた会社だった。

午後から出社して深夜まで働く戸別訪問の販売業者の営業だった。(教育教材)
平日が休日。土日、祝日は稼働日だ。
営業成績が給与ということでノルマを達成できないと生きていけない厳しい職場環境でこれまで頑張って来た。

同期入社の社員(36名)の最後の生き残りだった。
よく頑張ったね!と褒めてやった。少し休んでリフレッシュして出直せばいい。
と言って家族で夕食を共に摂った。
給与は人並み以上にもらっていた。
小生が退職する頃もらっていた年収に相当する額だった。

業績によって報奨旅行があり、これまで毎年の様にハワイ、イタリア、等の海外報奨旅行に行けていた。北海道、沖縄等の国内旅行もある。飴と鞭の厳しい営業の世界。
長野、福岡、と地方勤務も経験した。

退職理由は「時間がほしい」だった。美大出だった。
絵を描く時間がほしい。
休みが洗濯、掃除で終始する生活に疲れた様だ。
辞めたいと思ったら営業業績に大きく影響した様で成績の低下が止まらなかった。

上司からの配置転換の提案も断ったそうだ。
ゆっくり休養してまた、出直せば良い。
最初に勤務した職場が最後ということもない。人生は長い。
厳しい営業の世界で最後まで頑張った根性があればどこでも再出発は可能だ。
自分の問題としても共感を覚える部分がある。

自分で決めたことだ。傍からあれこれ言える事ではない。
大人としての自覚と将来設計は本人が決めることと思う。
自身も地域の問題にかなり首を突っ込んでいる。自分の思うこと、信じる事で行動を起したい。

口だけ出して協力しない人が多いように感じる事も多いが自分の出来る範囲で
行動も起したい。熟慮、決断、実行。ストレスが過多とならぬ範囲で地域貢献。
周りが押してくれる間は頑張りたい。人気がなくなれば潔く辞退したい。
それが民主主義。人生の基本だ。

ブログランキング

人気ブログランキングへ