しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

言いたい事は直接伝える。

2012年02月04日 | Weblog
昨日は教育委員会の担当者に直接「言いたいことを伝えた」

小中学校の統廃合問題で生徒に説明会を開催する予定。
会場に来て意見を言ってほしい。ということで校長から招集要請があったものだ。

先日の統合問題での地域での会議進行が統合早期論者に会議をリードされっぱなしで慎重意見が言いにくい雰囲気があった。
結論ありきの会議方針にガードをかけるには早期に教育委員会に相談するしかないと
思った。

校長室に赴き、意見を伝えている所に本日の主催者である教育委員会の3役が訪ねて来た。

校長は立場上言いにくい。地域の意見として小生の慎重派としての意見を伝えた。

「統合やむなしと思える資料ばかりを提供されたら他の選択肢は考えにくい」
「隣接する大規模校の校区割が隣接する小規模校の校区より大きい」
「郊外校が校区が広がることは当然だが中心繁華街の校区が隣接する統合対象となっている校区よりエリアが広いのはおかしい」
「資料が地域に提供されていない。この資料は極一部の教育委員等にしか目に止まらないことは問題だ」

小生が自治協議会委員として会議に出たとき示された資料だった。
この資料に拠れば別の論点での結論が引き出せる。

○即ち、校区の線引きを見直しさえすれば学生数減少による統廃合は不要だ。
適正規模の学校となる。

○問題となっている複式学級も解消する。
○少人数による弊害としての部活ができないとする問題も解決に連がる。
○統合問題が浮上し、統合の噂が出ている学校に親が拒否反応を起し、越境入学させている問題を阻止するよう教育委員会も協力してもらう。
○地域コミ協同士のエリア(学校区)見直しの論議に俎上を移せば問題は解消するのではないのか。

○いたずらに生徒に動揺が広がるから早期統合が望ましいと時間重視で論議を排除しようとする統合推進派の意見に教育委員会として注文をつけてほしい。
○適切な資料をもっと示してほしい。と言ってみた。

公開の会場では十分な意見が伝えにくい。この日の会議前の30分ほどの校長室でのやりとりは有意義だった。
地域での2回目の説明会に向けて軌道修正がかけられるかもしれない。

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