ハイテク製品に欠かせないレアアース(希土類)が太平洋の広い範囲で海底の泥の中に大量に存在すると、東京大などの研究チームが発表した。


採取や精錬し易い形で存在すると見られ、レアアース問題の解決につながると期待される。
東大の加藤泰浩准教授(地球資源学)らによると、レアアースが多く存在すると見られるのはハワイ付近と仏領タヒチ付近の計1100平方キロを中心とする広い海域。
水深3500~6千メートルの海底に積もった厚さ2~70メートルの泥の中に含まれていた。主に公海だが、日本の排他的経済水域(EEZ)にも存在する可能性があると見られている。


推定埋蔵量はこれまで知られている陸地の埋蔵量約「1億1千万トン」の800倍の「900億トン」と見られ、2キロ四方の埋蔵量で日本の年間需要を満たす計算。
技術的には、海底の泥を吸い上げるだけで採取でき、陸地の鉱床のような放射性元素をほとんど含まず、利用に適するという。
海底で、開発が有望なレアアースの存在が確認されたのは初めて。
レアアースの具体的用途を調べてみました。
◆超強力磁石の磁性体(モーター・バイブレーター)ネオジウム、サマリウム、
ジスプロシウム
◆液晶ガラス基盤研磨剤 セリウム
◆蛍光体(テレビ、蛍光灯、LED)イットリウム、
◆光デイスクの磁性層(MO.MD)
◆石油精製触媒、自動車用排気ガス浄化触媒。
「産地」
中国の内モンゴル地域が世界の算出量(12・4万トン・年)の「97%」以上を占めており、
日本は世界需要の約半分を占めている。大部分を中国からの輸入品である風化花崗岩に頼っている。中国の抑制が続いており、世界的な需給バランスの逼迫が生じている。
全世界の年間消費量約15万トンからすれば、資源の枯渇は心肺されていない。
2006年中国政府の国土資源部は希土類を対象とした資源保護計画を発表。
ジスプロシウムの価格は2005年に1キログラム当たり50ドルだったが2010年には400ドルに高騰している。
寡占状況を利用した政治の道具に使用している。



採取や精錬し易い形で存在すると見られ、レアアース問題の解決につながると期待される。
東大の加藤泰浩准教授(地球資源学)らによると、レアアースが多く存在すると見られるのはハワイ付近と仏領タヒチ付近の計1100平方キロを中心とする広い海域。
水深3500~6千メートルの海底に積もった厚さ2~70メートルの泥の中に含まれていた。主に公海だが、日本の排他的経済水域(EEZ)にも存在する可能性があると見られている。



推定埋蔵量はこれまで知られている陸地の埋蔵量約「1億1千万トン」の800倍の「900億トン」と見られ、2キロ四方の埋蔵量で日本の年間需要を満たす計算。
技術的には、海底の泥を吸い上げるだけで採取でき、陸地の鉱床のような放射性元素をほとんど含まず、利用に適するという。
海底で、開発が有望なレアアースの存在が確認されたのは初めて。

レアアースの具体的用途を調べてみました。
◆超強力磁石の磁性体(モーター・バイブレーター)ネオジウム、サマリウム、
ジスプロシウム
◆液晶ガラス基盤研磨剤 セリウム
◆蛍光体(テレビ、蛍光灯、LED)イットリウム、
◆光デイスクの磁性層(MO.MD)
◆石油精製触媒、自動車用排気ガス浄化触媒。
「産地」
中国の内モンゴル地域が世界の算出量(12・4万トン・年)の「97%」以上を占めており、


全世界の年間消費量約15万トンからすれば、資源の枯渇は心肺されていない。

2006年中国政府の国土資源部は希土類を対象とした資源保護計画を発表。
ジスプロシウムの価格は2005年に1キログラム当たり50ドルだったが2010年には400ドルに高騰している。
寡占状況を利用した政治の道具に使用している。


