しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

秋の虫の音

2012年09月01日 | Weblog

りりりりりりりり。いつ終わるともしれず鳴いている。秋の虫の音だ。

季節は秋だ。今日から9月。外気はだいぶ過ごしやすくなったかの様に思う。小生は朝が早い。4時には起床して書斎に篭る。一坪書斎ではあるが小生の城だ。

窓を開けると近所の虫の音が聞こえてくる。隣家はけっこう広い庭を持っている。隣家の虫の音だろう。我が家にあった庭は自宅の解体・新築工事の折、庭が掘り返され、虫もどこかに行ってしまった。かっては「カネタタキ」のチンチン。という音がうるさい程であった。今は「ミツカドコオロギ」「ピバネカンタン」の音が多く聞こえてくる。

「エンマコウロギ」「ツヅレサセコオロギ」のコロコロ、リィリィ。は聞こえてこない。

虫にも勢力圏があるのだろう。愛犬散歩に出かけると愛犬「佳夜」が10箇所程度は「マーキング」してくる。メスでも電柱に自分の尿をひっかけようと足を上げる。ここは俺の縄張りだ!ということなのだろう。尿らしく濡れている場所を確認して臭いを嗅いだ上で自分の尿をひっかけてゆく。秋の虫も自分の鳴き音で自分の存在を誇示しているのだ。

考えてみると人間はどうなのだろうか。頭脳が優れている人は東大を目指し、スポーツが得意な人はオリンピックを目指す。皆、自分の存在感を示したいのではないのか。特に取り柄を感じない小生の様な存在は何をもって存在感を感じるのか。

小さくとも自分の世界があるのだ。これだけは守りたい。続けたい。とういう願望がある。虫にも5分の魂じゃあないけれど、小生にも続けて来たものがある。「ジムスポーツ」「PC日記」「愛犬散歩」最近ではここに「地域活動」が加わった。自己満足なのです。一度楽をしたい。と思ってしまえばそこで終わるものばかり。無理をしている意識が強まればそこで終わる。

長く続けたく思えば「楽しんでやる」しかないのだ。そう思っている。地域活動も「趣味」です。

いつか言ってみたいものだ。


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