しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

統合校が決定した③

2012年12月01日 | Weblog

今朝の地元紙(新潟日報)にも記事が出ていた。

栄小学校が第一候補に(統合校候補)ということ。建設にかかる工期は「3年6ヶ月」かかること。不足教室の増築経費は「約10億円」かかる。

入舟小学校は工期「2年7ヶ月」工事費用「約5億円」だった。工期が短く、費用も安い入舟小が何故次点に泣いたか。

栄小の防災面での利点(高台にあり、津波の心配がない)、隣接する舟栄中の校舎との連携(小中連携、将来の一貫校の夢がもてる)の意見に負けた印象だ。舟栄中は校舎が二葉中との統合中学の校舎として使用することは既に決まっている。

統合までのスケジュールは最短で「平成27年4月以降」である。カリキュラムの関係だ。更にこの期間に統合校の建設期間が加わる。

統合校は予算が降りて3年6ヶ月かかる。仮に来年4月答申書、議会審議、可決承認されても25年度は間に合わない。26年度予算+3年6ヶ月=平成30年4月統合となる

統合準備校の入舟小は26年度予算+2年7ヶ月=平成29年4月に完成する。一部はプレハブなのでもう少し早く出来た場合は平成28年4月に4校合同での準備高授業開校が可能かもしれない。

つまり、生徒の側からすると平成28年4月に入舟小に移り2年後の平成30年4月に統合校である「栄小の校舎に移り統合が完了する」2度の引越しがある。

先生方の人事異動もこの時期だ。28年4月には校長、教頭、がそれぞれ3人不要となる。教員の削減数もかなりの数だ。教育委員会は人事のシュミレーションも出す必要がある。不要教員数と必要機材、施設管理と移設機材の洗い出し、等で気の遠くなる作業が出てくるだろう。

北部コミセンは入舟小が空き校舎となった際の最有力候補だ。現在の老朽化した施設の補修費用は行政の頭痛の種だった。

豊照、栄の各小学校の空き校舎の活用法もこれから出てくる。過疎地帯に出来る巨大施設群。地域活性の目玉施設となりうる。これからの活用議論は楽しみでもある。


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