しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

未来の見えない未来の党

2012年12月26日 | Weblog

日本未来の党は11月28日の結党時、衆議院61議席、参議院8議席計69議席だった。

12月17日の衆議院選挙で獲得した議席数は9議席であった。

69議席から17議席まで減らした。61議席が8議席に減った。

13%しか生き残れなかった。参議院もこうなら1議席しか取れない。8+1=9ということで来年の参議院選挙後は10議席を割る党となる可能性もある。民主党の惨敗以上の惨敗率だ。

嘉田代表は社民党出身の阿部知子副代表を共同代表に昇格させる人事案を提案したが、小沢系議員の反発があり了承されず、小沢氏を共同代表にする動議を両院議員総会で発議し、多数決で「可決」した。

嘉田代表は認めなかったため、総会は紛糾し、そのまま終了した。

県知事との兼務をしている代表は兼務の解消を議会側から求められており、定例議会で可決される見込みという。

小沢氏は「お隠れになった」と代表が言うように死んだも同然の雲隠れ。

トップ2名が非国会議員。トップ5の過半数3名が女性という組織となった。

(嘉田代表、山田、阿部、森、)

政治的思想・立場は「持続可能な社会ー環境主義」「ダイバーシテイ」「卒原発」「反TPP」

「脱増税」「制官僚=地方分権」である。

それでも現在日本共産党並の議席数がある。組織的にはどうかというと大きな差がある。

共産党は衆議院8議席、参議院6議席計14議席である。共産党は31万8千人の党員。党費納入者25万4千人という組織がある。

日本未来の党に未来は見えるのか?

上記の現況からは展望が開けない。組織が無い。見えないのでいつ消滅しても不思議でない。維新の会、民主党、等の他の野党に吸収合併される方向に進むのではないか。

今回の国政選挙、多くの党が乱立し、国民も投票行動に混乱が見えた。来年7月の参議院選挙まで多くの議論と行動が進むと思う。


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