しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

変わった生活

2012年12月20日 | Weblog

現役時代と引退時代。何が一番変わるか?というとやはり、「収入」「ストレス」「時間」だろう。

「収入」は激減する。3分の1以下となる。

「ストレス」も激減する。

「時間」はたっぷりありあまる様になる。

生活が安定していれば誰でも早く引退したいのではないか。特に厳しい営業の一線に身を置いている人はそうだ。

家を出る時つらそうに涙を流して出かける主人に声をかけ、早期退職を認めてあげた。という妻の話も聞いた。正社員の職場環境の厳しさを良く見聞きしたものだ。

地域で集まりがあっても参加できる人は主婦層、リタイヤ族がやはり中心となる。一般的には楽しみな新年会。会費は町内会で負担するから出ていただけませんか?と訊いても都合がつかないと答える現役世代が多い。土曜日の夜の会合である。

結局、やはりリタイアしている人を代わりに出席依頼することになった。

「地域」はやはり現役世代は難しい。特に正社員で働いている人を対象とした参加要請は困難が伴う。

自営業、主婦層、兼業農家、年金生活者、等時間が比較的自分で都合のつけやすい人に対象が集中してしまいがちだ。

問題は「気力」「体力」「興味」の3つだ。

若年層は政治に関心が薄い。地域に興味が薄い。壮年層は時間的に余裕が無い。

シニア層は体力、気力が無い。夜の会議は風邪をひくので出ないとか、会場が遠い、関心が無いと言って出てこない。

この様な状態でも地域は役員会を構成せねばならない。結局、やれそうな人が多くの役職を兼務する事態が頻発する。

引退してすこし、ゆっくりして自分の時間を大切にしたい。と考えていたが現実は難しかった。多くの地域の仕事にかかわる事になった。それでも一線を超えない意識はしているつもりだ。無理はしない。見栄を張らない。自分の趣味は続ける。この3点は大切にしたい。

「興味」は地域に関わると湧いてくる。現役時代なかったジャンルの経験が出来る。多くの人に経験してもらいたい。政治、経済、地域環境、行政との関わり、地域住民とのふれあい。

活動にはそれなりに持ち出しもある。

地域からいただく費用弁償は極くわずか。数倍の持ち出しは現実的にはある。それが続く環境に耐える人が続いているようだ。

地域に入って4年目だ。大分慣れて来た。仕事を少し分担してもらおうと考えている。

気力、体力、に加えて金力もありそうな人が望ましい。地域はその辺の事情も重要なのだ。自身は「金力」が乏しい。

役割分担して負担を減らす。懇親会など自弁の機会は減らしてゆきたい。

 

 


ブログランキング

人気ブログランキングへ