しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

未来の見えない未来の党②

2012年12月28日 | Weblog

日本未来の党は27日、党名を「生活の党」に改め、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森ゆうこ副代表(参議院議員)に変更することを届け出た。

一方、嘉田氏は28日、政治団体「日本未来の党」を総務省に届け出る方針で、未来の党は結党1ヶ月で「分派」することになった。GOOニュース。

総務省への届け出に先立ち、未来は27日、国会内で両院議員総会を開き、小沢一郎氏が旧「国民の生活が第一」出身の森氏と、嘉田氏のブレーンの飯田哲也代表代行が党を分ける方針を報告。16人の出席者からは異論はなく了承されていた。

所属国会議員17人のうち15人は「生活の党」にとどまり、嘉田氏の「日本未来の党」に加わる国会議員は阿部知子副代表のみとなった。

議員5人の政党要件を満たさない。一方、亀井静香氏は27日、離党届けを提出した。

日本未来の党分裂の動きは事実上、小沢氏らが嘉田、阿部両氏を追い出す形で決着した。

注目は2013年分の政党交付金である。約8億6500万円が支給される見込みだが、分党後はどう配分されるかが焦点となっている。

政党助成法は、国政選挙での得票率と所属国会議員数に応じて政党交付金を支給する。と定めている。先の衆議院選挙で日本未来の党は選挙区299万票、比例区342万票と、いずれも有効投票の2%超えを獲得し、受給資格を得ている。

得票率に基く交付金は存続政党の「生活の党」に支給される。嘉田氏側は所属国会議員が阿部氏1人だけとなり、交付金を受けられない。今後は衆議院選を機に国会議員が4人となった「みどりの風」との連携で要件を満たす方向性を探るとみられている。

政党交付金は活動資金の要だ。交付金がなければ「日本未来の党」に未来は無い。

恐らく交付金を得られる他党との連携しか選択の余地は無い。政策よりも保身。メンツ保持に走るしかないのではないか。解党して他党に吸収される方向性が唯一の解決策でなかろうか。

嘉田代表は滋賀県知事職に専念すべきと思う。滋賀県議会満場一致の議決に従って!


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