昨日の会議でも組織力の無さを痛感した。 社会保障協議会の下町地区の会議だった。
4つのコミ協、自治・町内会、民生委員児童委員協議会へ案内が出ていた。
会場は4つのコミ協の中心地区にある「コミニテイセンター」である。夜5時からの開催時間。ということで主婦層には負担のかかる会議時間だった。
それでも4つの地区から多くの参加者があった。地区毎に島ができていて、動員力の差が一目で解った。小生の地区は最低の動員数だった。
小生の所属するコミ協としても、社協の支部としても、民生委員・児童委員協議会の支部としても特に文書を出して参加を要請することもなかった。
「中央区の社協、下町地区の協議会会長名」での直接案内だけであった。
コミ協会長、社協会長、民児協会長名での参加案内を出さないとこの結果かあ!と思ってしまった。
専門部の広報活動、コミ協の広報機能の弱さを感じている。それなりに大切な議題での討論会だった。モデル地区として活動している2地区は多くの参加者があった。
それだけ多くの会議と参加者を集めて来た経緯もあり、この時間帯でも参加者は多かった。関心の違いを感じた。
小生の地区は「コミセン、コミハウスが無い」気軽に会議を招集できる「事務局が無い」
役員が集まって会議の招集を判別する専門部の機能が低いのだ。
気軽に集まる拠点が無いから組織が機能しない。外部の一般的会議の案内と映ったとしたら参加者は少なくて当然だった。
拠点の無さは専門部の活動にも影響を及ぼしている。事務局に気軽に立ち寄れてお茶飲み話ができる「居場所」が無いと組織は活発化しない。
個々の組織はしっかりしていても顔合わせ場所の確保「地域の茶の間」の不足は日常活動にも影響する。
学校に「コミ協事務室」を確保しているコミ協、コミセン、コミハウスの職員がコミ協の事務を手伝っているコミ協。これら恵まれているコミ協との差は圧倒的だ。
小生の地区はこの拠点の無い不利をいかにして改善するかが課題として大きいのだ。行政からの援助はこのハンデイに見合ったものを期待したいものだ。