しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

資金不足

2012年09月15日 | Weblog

人材不足も深刻だが資金不足も大変だ。昨日書いた人材不足の部会の話。

従来この専門部の役員には一切の報酬規定がなかった。

会長が殆んど取り仕切っていて役員名簿に載っている多くの役員は無報酬であった。

実質何度かある会合に出れば良い程度の専門部会だった。

それでも会長の仕事は多いということで、昨年の総会で会長「2万円」会計「1万円」常任理事・監事「5千円」の手当を規定化した。

これにより6万円の出費。運営予算の3分の一を占めるようになった。

組織上の町内会組織から1世帯あたり年100円の会費を頂き、運営資金としている。防犯活動、研修会、総会、理事会、常任理事会、等で年間けっこう活動していた。

交通安全、防火防災、民生委員児童委員、社会福祉協議会、スポーツ振興会、日赤、消防団、老人クラブ、キッズパーク、防犯、連合町内会、コミニテイ協議会、保護司会、みなそれぞれ地域住民から会費を徴収している。

それぞれの年会費は500円、400円、300円、200円、100円、と全部合わせると年間で1世帯あたり2000円くらいは地域住民は負担している。町内会費から一括して支払う自治会が殆んどだ。

町内会費がそれなりに高いと思われるがこれら地域に生活していると当然負担せねばならない日常の安心安全の経費なのだ。

防犯灯の設置、電気料も自治会負担である。ゴミステーションの管理、清掃費用も自治会でやっている。掲示板の修理、新設。行政からの要請周知活動。多くの文書回覧要請が来る。違反ゴミの摘発、指導、学校行事、高齢者慰安活動、地域で住民を対象にした自治活動は実に多様だ。

昨今、自治会、町内会に入りたくない、ゴミだけ出せれば良い。と勝手な主張をして町内会費を払わない住民が出てきた。転入者が殆んどだ。マンション暮らしをして来た都会からの転入者に多い。

自治会長はこれら強引な権利主義者のエゴと渡り合わなければならない。

義務を負わない権利主義者には領土問題で勝手な主張をする中国、韓国と同じくらいに頭に来る。

自治会役員をやりたくない。後継不足、資金不足、これら地域の問題は多々あって、めんどうな事が多いのだ。汚水桝が壊れた、清掃モップが壊れた、廃屋のガラスが突風で割れた、防犯灯の灯りが切れている。ゴミが空き地に放置されている。無人の家から漏水。連日の様に会長宅に通報がある。 対応に出かける。

1年間活動して会長以下、役員全員、無報酬の自治会も結構ある。1年間交替で役員を回すことで乗り切る自治会もある。十分な活動が出来ているかは疑問である。地域の問題は役員の人材不足、資金不足、住民の理解不足、行政の認識不足、等々ある。

組織の問題もある。組織が機能するよう事務員を置ける組織が望ましい。連合会組織でありながら一人の事務員も置けないお寒い組織運営。ここから改善してほしい。

専門部の事務を一手に引き受ける事務職員。組織機構。行政は実態調査と支援に力を注いでほしい。


人材不足

2012年09月14日 | Weblog

地域の防犯を警察と協力して担当する部会の会長さんが本年1月急逝していた。

会長以下副会長2名、会計、監事、4ブロックに常任理事、顧問、相談役、理事16名と

頭数の理事名簿は存在した。

実は名前だけの理事名簿だった。  会長逝去の後、後任人事を決める会議もなく、勿論総会も開かれていない。副会長2名は名前だけであった。後任を固辞した。他に名乗り出る人もなく、万障お繰越しの出席要請にも欠席者が多々出た。

故会長が一人で取り仕切っていた組織だった。総会資料、会計、事務連絡、会議招集、運営、対外連絡と調整。他の理事は全く知識がなかった。

1人の副会長は持病を理由に固辞。もうひとりの副会長は来年3月迄の前会長の任期のみ引き継ぐ。とした。これから総会資料を会計と作るという。研修会(例年開催)は会費を集める口実であり、必要ということから年度末迄に行うとした。規約の不備が多々指摘された。

資料が残っていない。事務を行うスタッフがいない。会長は則、事務員として動かねばならない。ここでも人材不足は深刻だ。一事が万事の作業となる。ひとりで運営してきた組織の怖さだった。


会場設営と役割分担

2012年09月13日 | Weblog

シンポジュウムを開催する。会場は540席ある。人集めが大変だ。

会場設営担当である。スタッフは5名。助っ人は行政が2名、他に数名依頼しないと廻らない。

会場係りの主な仕事

「会場設営」ステージ設営、演台、椅子、テーブル、マイク、

「観覧席設営」コーディネーター、パネリスト、来賓、一般席への区分看板、札の作成、設置。

「パネル、シンポイメージモデルの設置」

「会場職員との打ち合わせ」

避難誘導、(要3名)、音響照明操作(要1名)

「接待関係」(要2名)

来賓、当日のパネリスト、コーディネーターの誘導、待機場所案内。

「開始前、開始後の体制配置」

「昼食弁当手配と会場確認」

予算と段取り確認。

ふ~。慣れていないので大変だ。事前にリハーサルをすることになった。

会場も予約した。本番前4時間、当日3時間の設営時間が確保された。

ここのところ、シンポそのものの企画に時間をかけてきた。本番は人的不足に心配の種。リハーサルで検証が必要です。


セミナー開催

2012年09月12日 | Weblog

地域の問題を討論し、考えてもらうセミナーのテーマについて考える会があった。

講師は某大学の先生である。先生は地域の問題に関心が高い。地域の空き家問題、高齢者問題、シエアハウス、災害からの復興と地域住民との関わりについて、東京江東区深川の例を出して説明してくれた。新潟のこの地も実によく似た地域性を感じる。というのだ。

新潟の下町(しもまち)、したまちではない。東京ではしたまちと言うが。新潟のしたまちという表現は歴史から来たものだ。しもねた話。つまり遊女が郭に客を待つ地域だった。数多くの置屋、料亭、柳と堀。江戸時代には日本有数の人口を有した一大繁栄地だった。

ここに昔の名残の柳とせせらぎ、水路を設けて、下町情緒を復活させたい。その為に市民にこの地の財産である歴史と景観の名残を今一度認識していただくセミナーを開く。

水路と景観を取り戻す工事は既に始まっていた。2年後には観光客を下町に呼び込むことが出来る景観が完成する予定である。この事業に付帯して下町地域の活性化を目指すグランドでサインに何が必要で何が計画できるか考えてみた。

過疎化の象徴である「学校統合」をチャンスと捉えたい。

2つの中学、4つの小学校が統合され、それぞれ1つの施設に集約されるのだ。

1つの中学、3つの中学が閉校となる。広大な土地、施設の再活用のチャンスが生まれる。

新規にこれだけの空間を行政が手に出来るチャンスはおそらく無いだろう。フォーラム、セミナーにこのことを取り上げ、行政に提言してゆくチャンスなのだ。来月のセミナーである。ホットな話題を提供し、インパクトを与えるセミナーとしたい。

熱い関心に意見も出てけっこう盛り上がった会議でした。


落雷と突風

2012年09月11日 | ニュース

一昨晩は落雷と突風が発生した。

新潟地方というよりは小生の住まいする地区にである。

近くに落ちたな!と思っていた。早朝愛犬「佳夜」を散歩に連れ出して発見した。ご近所の清掃担当のご婦人が昨晩の落雷らしい。と言っていた。当町内の廃屋物件である。

6~7年無人となっている。呉服屋さんの店舗兼住宅である。高齢となって息子さんに引き取られて引越ししていた。店舗は解体すると言っていたがそのままだった。

2階部分の外装材が壁面から外れ落下していた。ガラスも割れて、道路に散乱していた。警察の立ち入り禁止のテープが周囲に貼られていた。隣家に聞いたら所有者には連絡してある。と言う。2度にわたって大きな音がして外装材が落下した由。けが人がでなくてラッキーだった。

翌日には所有者の息子夫婦が駆けつけ、応急処置をしていった。敗れた窓にはビニールシート、道路の清掃と落下した外装材の撤去である。解体がいつ始まるかまでは報告がない。後日町内会長として報告を受けたいと思う。

小規模住宅の特例処置という税制の優遇制度の御陰で店を閉めても解体、更地にしない住居が増えている。解体、更地にすると用途変更ということで固定資産税が6倍に跳ね上がる。おかげでそのまま用途変更の手続きを放置して荒れるに任せている廃屋が増えていく。

「廃屋放置税」「用途変更手続き延滞税」「無相続放置税」の新設を条例で検討いただきたいものだ。地域で2割が空き家。というところもある。手の入らない廃屋は防火、防犯上も問題だ。行政、警察、消防、は一体となって解決に動くべきだ。小生は地元自治会として「提言書」を提出。市長と討論するつもりです。来月日程も決まりました。楽しみです。


ブランドのコピー商品はお得か?

2012年09月10日 | Weblog

海外へ出かけるとブランド品のコピー商品ばかりを扱っている店につれていかれることがある。

中国、台湾、韓国、などでは一般的だ。本物と見間違える位の商品もある。本物との価格差は天文学的だ。小生が持っている「パテッイク・フイリップ」の腕時計。本物なら「5億円」である。

台湾でのお値段は「1万円」であった。

「エルメス」の財布、他にもいくつかある。皆「安い!」と驚いて買ってしまう商品だ。使っていて値段を考えたら十分モトを取れた印象の商品であった。

販売目的でなく、偽物と知って購入した場合は罪にならない。と聞いていた。

「商標権」は10年以下の懲役、1千万円以下の罰金の規定がある。「コピー商品」と知った上で、個人使用目的で個人的に購入する行為が「商標法」による「犯罪行為」となるのか?

商標法の効力は「業として実施する権利を専有することにある。」商標法違反の対象となるのは、侵害行為のみならず、「みなし侵害行為」も業として行われる場合でなければならない。

従って、それらに該当する行為であっても、個人的に行われる場合には「処罰対象とはならない」のである。ただし、自己所有目的で購入したコピー商品を他人に有償で譲渡する場合には「商標権侵害行為として処罰の対象となるので注意が必要だ。

自己所有と実質的に同視できない場合でも、商標権侵害行為とされる場合もあるので注意が必要だ。

反復継続して度々購入し、友人、知人にまで贈る行為は注意が必要ということらしい。これまでに数回買ったことがあるが、全て自己使用であり、他人に売ったり、贈ったりしたことが無い。という程度ならOK。ということらしい。

安くても高品質。ユニクロが他のブランド品を席巻したようにコピー商品が本家を駆逐した例すらある。値段以上の価値を判断。自身の鑑定眼に自信があれば納得しよう。

「お宝発掘」多くは贋作だ。贋作でも価値が出る物もある。自分で納得して価値をつけたらその価格が自分にとっての価値であり、価格なのだ。一喜一憂することではあるまい。

かくして、小生の身の周りにもいくつかコピー商品が幅を効かせて来た。けっこう大切に使っている。持ちも十分。本物並みの価値がある。お値段は数十分の1であるが。


夏の疲れ

2012年09月09日 | Weblog

9月に入っても残暑が厳しい。 

今年はどーなっているのか?昼~3時頃までジリジリした日差しがある。タオルが離せない。ハンカチで汗が拭える汗の量でないのだ。

下着までびっしょり。シャワー、風呂、毎日飛び込む。風呂から上がって扇風機とアイス。そふぁ~でまどろむ。夕刻である。仕事の能率が上がらない。意欲が湧かない。懸案事項は先送りだ。

先送りできないルーチン仕事。愛犬散歩、庭木の潅水。それだけで疲れていた。

夏バテだ。体力低下は食欲の低下。食べないから力が出ない。頭も回らないから話も出来ない。ブログのネタも浮かばない。あれよあれよとランキングも下がってきた。閲覧ページが少ないということは話題性に乏しいのだ。

出かける元気もないので極力自宅で過ごす。ジム通いも停滞気味だ。地域活動も停滞気味だ。やるほどストレスが貯まって面白くない。「夏の疲れ」いつまで続く。

今朝もここまで。頭がうつろ。又、寝ます。


塵も積もれば

2012年09月08日 | Weblog

昨日の近所のスーパーから買ってきた「カルピスソーダ」を飲んでいます。

確か「88円」だった。

近所の自動販売機では100円である。コーラの1・5リットルサイズも買ってくる。180円だ。

コーラの300ミリLのサイズだと120円だ。自動販売機の価格。スーパーで大きなサイズで買って家庭で飲むと自動販売機で買って飲むより三分の一の負担で済む。スーパーで「札幌一番みそラーメン」マルちゃんの「塩ラーメン」をひと袋買って来る。「138円」だ。お湯を沸かして食す。昼飯とする。外でラーメンを食べれば「500円~700円」かかる。4~5倍のコストだ。

宝くじを買う。買った金額でモトが取れる確率は6%だという。94%は国や自治体の「ごっざんです」の笑顔の裏に消える。

「パチンコ」で遊ぶ。100万は使った!1000万を超えたかも!?という人もいた。競馬で、パチンコで財産を使い果たした人の声を聞く。酒でクラブ通い。ママの家に招かれて床柱に抱きつきこの家の床柱位はオレのおかげだ!と抱きついた常連客の話。

思えば小さいことの繰り返しで膨らんだ「もったいない話」は数多い。家庭人で外食をせず、自分で調理して食す堅実な人はそうでない人と比したら残す財産の額は大きいだろう。

生涯で数億の稼ぎがあった筈なのに財産、預金が残らなかった人は無駄使いが多かったのだろう。「財形預金、財形年金、団体信用保険、個人年金、企業年金、等資産運用に天引きで老後に備えた」人との差は大きいだろう。

それらのリスクに備え、退職時迄に給与天引きでライフプランを描ける生活を備えた人は比較的多くなかったようだ。小生もその一人。ギャンブル、酒、外食、けっこうもったいない使い方をしてきたと思う。後悔先に立たずというが、今、振り返ってこの知識を現役時に行かせたらと思うことが多い。

 


名刺

2012年09月07日 | Weblog

古い名刺ホルダーを見つけた。百枚以上の名刺を見つけた。

現役時代取り交わした人の名刺である。ずいぶん捨てたが残しておいた名刺だった。名前を見ると顔が浮かぶ人が殆んどだ。

自身の仕事上で関わりを持った人、友人、知人の類だ。一枚の名刺からその人との関わり、当時印象に残っている出来事、アクションの様子、笑顔、が戻ってくる。情景が浮かぶのだ。自分にとって影響力を与えた人物だった。ということだろう。

振り返って自分の名刺はどうだったか?と思ってみた。2つ程の職場を経験した。部門が移る度に名刺の肩書も変わった。名刺から顔が浮かぶ。顔から名前は浮かばない。 そんな関係だ。

小生の現役時代の名刺は巷で残っているとは思えない。末端担当者だった。多くが同類との名刺交換。この手の名刺は数年で用を為さなくなる。異動が激しいのだ。思えば1000人以上の人と名刺交換しただろう。

印象に残る名刺を持つ人もいた。材質を木製名刺とした人、顔写真、イラスト、特徴、所持資格、趣味、愛犬、家族の紹介、URL、開設無線局。UFO写真を載せた人、芸妓名刺、いろいろ楽しい。独自名刺を手作りで作る人もいる。会社人では難しい。職場の規定様式を外れた名刺は通常作れない。

自分でデザイン。フォーマットを作成して作ると楽しいのだろう。そんな名刺もいくつかあった。今、小生は自游人だ。名刺を持たない。地域の仕事は通常名刺なしだ。名刺を作れるような経費負担が出来る環境に無い。というのが通常「地域」なのだ。

町内会長くらいで名刺を作る人は少ない。行政と密接に関わり、各種会合に呼ばれるようになって初めて名刺を作れる予算環境が生まれる。いつしか、経費で作れる名刺が2種類となった。その名刺は愛着が無い。

顔写真を愛犬「佳夜」の姿で出す「ブログ名刺」これが小生の本当は交換したい名刺でした。URL登録。毎日閲覧してくれる仲間探し。ブログ仲間。

「本当の顔が浮かばない名刺」「名刺を見て顔が浮かばない名刺」

それこそが小生が目指す「しるしのないカレンダー」主筆のコーチャンです。


生活保護者が増える理由

2012年09月06日 | Weblog

当町内に転入者が出た。10年ほど佐渡で仕事をしていた。その前は地元でペンキ屋を自営していた。その前はセレモニーホールの職員だった。独身である。

小生とほぼ同年代である。人生の辛酸をかなり味わった人だ。高校を出て就職している。両親は他界している。親戚は殆んどいない。残された遺産は義母名義の古い家が一棟。

身体を壊したので佐渡の仕事を辞めて来た。という。糖尿病で合併症の症状もある。何度も入退院を繰り返した由。国民年金では生きていけない。治療費は払えない。生活保護を申請するつもるだ。と言う。「家があると生活保護は受けられないのでは?」と聞くと。

「死亡時に没収されれことを受け入れれば認められると聞いた」と答えた。自分で手続きをする。民生委員は知らないし、自分でする方法は知っている。と言う。

町内会費は払うので受け入れてほしい。という申し出でした。古くからの知人です。幼馴染でもあります。喜んで町内の一員として会計、班長に紹介しました。

厚生年金を受給できる職場雇用形態を受けずに60代となる。国民年金だけでは暮らせない。病気で治療費がかかる。頼る親戚もない。そうすると、医療費のかからない生活保護。ということになるようだ。この様なケースは多々あるのだろう。小生が知る当町内の申請者がまた1名増えた。


お金と幸福は正比例しない。

2012年09月05日 | Weblog

お金は、必ずしもわれわれを幸せにはしない。 ベルギーの心理学チームが行なったこの研究は注目されている。

お金は人が最高に贅沢な喜びを味わうことを可能にする。例えば、贅沢なホテルに泊まって高級な寿司を食べ、素晴らしいガジェットを買える。が、それゆえに。日常のありふれた喜び。例えば、天気の良さや冷えたビール、チョコレートなどを味わう能力を低下させると考えられる。

そして、我々が遭遇する喜びのほとんどはありふれたものであるため、贅沢をする能力を得ることは、喜びを味わう能力にとっては、かえって逆効果になるというのだ。

研究チームは大学の成人職員351人(用務員から上級管職まで)を集めてオンライン調査した。ランダムに分けられた2グループのうち半数の被験者に対して、山のように積んだユーロ紙幣の画像を見せた後、彼らの楽しむ能力を測る一連の質問を行なった。

興味深いことに、事前に大量のユーロ紙幣を見せられた被験者たちは、経験を楽しむ能力のスコアが有意に低かった。この結果、人間はただお金の画像を見るだけでも、人生の小さな喜びを楽しむことへの興味が薄れる可能性を示唆している。

人間の楽しむ能力に関しては、富を連想させるものを見るだけで、実際に富を得るのと同じ有害な影響が出ることを示唆した。

楽しいことを経験できるという認識をもつことは、それだけで、日常の楽しみを損なうのに十分な効果があると考える。言い換えれば、人間の楽しむ能力を低下させるためには、エジプトのピラミッドを訪れたり、ラスベガスのカジノで1週間過ごしたりする必要はないのだ。

そのような最高に楽しいことをたやすく経験できると認識を持つだけで、日々の小さな喜びはあって当然のことと捉える気持ちが強まる可能性がある。ということだ。

極貧の生活を送った与謝野晶子、石川啄木にリッチマンの生活をさせたらあの素晴らしい作品は生まれなかった。感受性が減退しただろうと推察される。

ラスベガスで3億円をすってもあくび一つで帰ったという中東産油国の皇子の話。ビルゲイツ、孫正義にスーパーで100円で買う「札幌一番みそラーメン」のインスタント食品を買った嬉しさがわかる筈もない。

そうゆうことだ。お金は人間を必ずしも幸せにはしない。平凡な暮らしを送る上での幸せは当然あるのだ。感受性を大切にしたい。感受性が減退するほどの裕福な生活は一面、不幸なのだ。これらの人に庶民感覚が判るとは考えにくい。

毎年数億円母親からおこずかいを送金されていても気がつかなかったというトンマな元首相。「人々の暮らしがなにより」という庶民目線の元幹事長は3億円の資産管理に無頓着だった。

あほか~。このような二枚舌を使う政治家に国は任せられない。庶民はウソをつかない政治家に投票しましょう。できもしないマニュフェストに踊らされず、実績重視、人柄重視で選びたい。日本の未来を。


千の風になって

2012年09月04日 | Weblog

昨日は小生の散歩道に出来た記念のモニュメント「千の風になって」の石碑を見学して来ました。 9月2日に新井満を迎えてセレモニーがあった。

「新井満」芥川賞作家である。その名は「千の風になって」を作曲し、原詞である「Do not

stand at my araveve and weep」私のお墓で「 佇み 泣かないで 」を訳して自ら歌った。

天声人語で取り上げられ、秋川雅史、加藤登紀子、小林幸子が歌って大ヒットしたことで知られている人物です。

新潟市中央区緑町にある「みなとぴあ」に隣接する県有地に設置されました。

佐渡汽船が対岸に繋留されています。 朱鷺メッセ、みなとぴあの建物、柳都大橋が遠景に望めます。皆様も是非来てお確かめ下さい。小さい記念碑ですが、「名曲のふるさと 新潟市」と書かれた記念碑でした。

新井満 なんと小生の高校のOBでありました。!

 

 


効率を高める習慣

2012年09月03日 | Weblog

慣れてくると作業効率が上がるものだ。生まれて初めて経験する仕事は戸惑ってします。

どうしてよいかわからず右往左往する。試行錯誤で作業をこなす。結果して無駄な作業が多くあったりする。

勤続何十年という人は傍目で見るとものすごいスピードで正確に熟練の業をこなす。スーパーマンか?!と思う程だ。この人は特別に優秀ということではなく、実が経験を重ねて獲得した技術「効率を高めた習慣」の結晶なのだ。と気づく。

人間が心がけると良い7つの習慣があるという。

①やる気が出るまで待たない。1分だけやる。「嫌ならやめてもいい」という前提で1分だけやりましょう。

「やりかけの作業はやりかけ不安を起こす」「やりかけ不安を解消するため、作業を継続する動機が生まれる」

「やる気が行動を起こすのではなく、行動がやる気を産み出す」

「やる気が出ない時こそ、手を動かすべき」

「やる気をつかさどる脳の即坐核は作業を始めると活発化してやる気を生み出す」

「結論=やる気を生み出すためには、まずやり始める必要がある」

ロシアの心理学者 ツァイガルニク

②「マルチタスクをやめる」 複数の作業を同時にこなす「マルチタスク」は注意力が分散し、情報処理の効率が下がる。スタンフォード大の研究。一度にやる仕事は一つに絞りましょう。

③「追い込む」25分にセットしたタイマーを動かすと同時に作業を始める。

そして25分間は作業に集中し、途中で仕事を止めてはならない。人間の脳は適度な制限があると活性化する。慣れてくるとタイマーを押すと同時にスイッチがオンになり、作業効率が上がる。

④「集中を回復する」タイマーが鳴ったら、5分間休憩する。生産的に休むことで、高い集中r力を維持できる。適度な息抜きも必要。

⑤「区切る」時間は短く区切った方が効率的に仕事をすることが出来る。「この時間内に終わらせる」という目的意識を持てば、集中して仕事に取り組める。「仕事の量は、完成の為に与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」=パーキンソンの法則。

成果と関係ない作業が増えていくこの法則の弊害をなくす為、全ての仕事にはリミットが必要だ、

⑥「自然の力を借りる」職場に花や観葉植物が置かれていると、男性社員のアイデアが15%増え、女性社員の問題への対応がより柔軟になった。

テキサス大ロバート。エルリック。

⑦「毎日のブログ更新作業で文章作成能力が向上した」「作業効率は開始前時期の3倍以上である」 暇人日記=「しるしのないカレンダー主筆」こーちゃん。^^


役員会議

2012年09月02日 | Weblog

昨日は町内の役員会議があった。 役員は頻繁に顔を会わせているのか?と思う人が多いと思う。

確かに一部の人は毎日の様に顔を合わせるが、会議を招集しないと会えない人もいる。

現役サラリーマンはそうゆうことだ。夜間か休日しか体が空かない。子供を学校にやる若い奥様もそうだ。パートで働きに出る。日中は限られた時間帯しか会えないのだ。

昨日は久しぶりで役員会議。当町内の課題の説明を行なった。                   普段動きが見えにくい自治会活動。会長のみに案内が来て会長のみが対応する会議、作業が多いのだ。時々、会議を開いて現況報告をしないと会長以外の役員は何がどうなっているのか皆目見当がつかないようだ。

支払い領収書ばかり見ていても何があったか、該当者以外にわからないのだ。         当町内に直接動きが見えない小学校区全体に関わる活動、コミ協としての活動、連合会組織としての活動、自治協議会からの要請活動、行政からの活動協力、地元ボランテイア団体に関わる活動。

いずれも地域活動、町内会活動の一環と言えるのだが、直接関わっていない人には見えない活動だ。報告は必要なのだ。

周りに活動報告して理解に努めよう、真っ黒に日焼けして自転車で駆け回る姿だけでは理解いただけていない。

そんな印象がある。不徳の致す所か?

 


秋の虫の音

2012年09月01日 | Weblog

りりりりりりりり。いつ終わるともしれず鳴いている。秋の虫の音だ。

季節は秋だ。今日から9月。外気はだいぶ過ごしやすくなったかの様に思う。小生は朝が早い。4時には起床して書斎に篭る。一坪書斎ではあるが小生の城だ。

窓を開けると近所の虫の音が聞こえてくる。隣家はけっこう広い庭を持っている。隣家の虫の音だろう。我が家にあった庭は自宅の解体・新築工事の折、庭が掘り返され、虫もどこかに行ってしまった。かっては「カネタタキ」のチンチン。という音がうるさい程であった。今は「ミツカドコオロギ」「ピバネカンタン」の音が多く聞こえてくる。

「エンマコウロギ」「ツヅレサセコオロギ」のコロコロ、リィリィ。は聞こえてこない。

虫にも勢力圏があるのだろう。愛犬散歩に出かけると愛犬「佳夜」が10箇所程度は「マーキング」してくる。メスでも電柱に自分の尿をひっかけようと足を上げる。ここは俺の縄張りだ!ということなのだろう。尿らしく濡れている場所を確認して臭いを嗅いだ上で自分の尿をひっかけてゆく。秋の虫も自分の鳴き音で自分の存在を誇示しているのだ。

考えてみると人間はどうなのだろうか。頭脳が優れている人は東大を目指し、スポーツが得意な人はオリンピックを目指す。皆、自分の存在感を示したいのではないのか。特に取り柄を感じない小生の様な存在は何をもって存在感を感じるのか。

小さくとも自分の世界があるのだ。これだけは守りたい。続けたい。とういう願望がある。虫にも5分の魂じゃあないけれど、小生にも続けて来たものがある。「ジムスポーツ」「PC日記」「愛犬散歩」最近ではここに「地域活動」が加わった。自己満足なのです。一度楽をしたい。と思ってしまえばそこで終わるものばかり。無理をしている意識が強まればそこで終わる。

長く続けたく思えば「楽しんでやる」しかないのだ。そう思っている。地域活動も「趣味」です。

いつか言ってみたいものだ。


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