国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

休日だぁ。

2013-02-09 21:40:51 | 日記
●3連休の初日だから、休日にした。

●基本、家でだらだら。

●Monthly Magic Lesson のVol.92をきっかけにコインマジックを練習する。

●基本的なマジックを時期によって見直すことは大事。

極私的脳戸で今回のセンター現代文の小林秀雄の文章について多くの示唆が得られる。

 特にリンク先の「喩の連鎖」についての具体的な読みは知的に面白い。

 入試現代文って自分で選んでいない文章を読む「機会」だと思っている。

 つまらないですまさないで、面白がれるのも必要な才能だと思う。

 そのための見本として、極私的脳戸の最近の諸記事は非常に示唆に富む。

●私は現代文は「現代」に対する批評であり、その意味で分かりやすい文章を無条件に良いとする「現代」に対する批評になりえているので、今回の文章は価値があると思う。

 私は小論文で読みやすい文章を書けと教えているが、達人(好き嫌いはあっても小林秀雄は達人だ)の文章と受験生の文章が同じ基準でなくてもいいわけで、読みにくい文章でもいいこともあるという立場。

●ちなみに、「ちょっと小林秀雄は古くて」と思っている受験生は新・考えるヒントをオリジナルティの高い良質の二次創作として、読むといいかも。



●蛇足ですけど、私は本居宣長も上田秋成も好きです。

 両者には嫌われるやもしれないが。



●再蛇足ですけど、本居宣長と上田秋成が出てくる推理小説を考えたことがある。

 ある村の武士が国学にかぶれていて(思想にかぶれるというのはよくある話で昔からいた。黄表紙にも国学にかぶれた人が皮肉を言われていたはず)、宣長と秋成を相手に文通をしているんだが、近所に引っ越してきた兄弟妹との交流と事件について手紙に書いたところ、宣長は言語学的に推理し、秋成は物語的に推理していくという話。

 上田秋成の随筆を一部引用したり、宣長の持論を混ぜたりして書いていくと面白いと思うんだけど、時代考証に自信がないので、現在は書けない。


コメント (2)
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CHAOS;HEAD風コインマジック

2013-02-09 21:11:08 | 戯言
CHAOS;HEADを今さらながら妻と見ました。

●西條拓巳くんの真似をしながら、パースフレームのマジックをする。

●「これは、財布なのか? 財布の妄想なのか? 金なんかあるわけがない。
  わけがないのに、金が出てくるなんて!
  君のデッドスポットにもリアルブートが起きているのか?」


●↑などのように語って演じよう。

●妻にはウケた。

●二次創作としてのマジックだな。





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