旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

パリ自由行動の一日を有効に

2011-08-11 00:27:49 | フランス

パリにて終日自由行動の一日。せっかくなのでご希望の方を半日ほど道案内。**ベルシー地区から地下鉄でシャトレ広場まで行きシテ島に入る。●コンシェルジュリ(旧王宮で革命時代の監獄。マリー・アントアネットが最後に幽閉された場所)●サント・シャペル(パリ随一のステンドグラス)●ノートルダム大聖堂●クリュニー中世美術館●パンテオン●オランジェリー美術館。昼食を挟んでこれだけまわれれば、パリの魅力をちょっとご理解いただけましょうぞ。

中でも小松がいつもお勧めするのは、クリュニー中世美術館の「一角獣と貴婦人」のタピスリー、一枚がちょっとした部屋の壁一面の大きさを持っている。

上は「装身宝飾品を箱にしまう」あるいは「箱から取り出す」図。これプラス五感を象徴する五枚のタピスリーで前六枚。巨大であるとともにこれ以上美しいタピスリーを見たことがない。

お昼はパンテオン近くでブルターニュのそば粉クレープ。サラダも注文しようとしたら「いや、クレープだけで充分だと思うよ」と親切に止めてくれた。こういう風に対応してくれるギャルソンがいるのが、パリの実力だと思う。

お昼のあと、すぐ近くにそびえるパンテオン大聖堂へ。フランスの偉人達の墓がならんでいる。壁のフレスコ画はフランスの歴史上の人物の所業を描いている。

パンテオンのある古代の丘にはまだ地下鉄がとおっていない。バスでサン・シュルピス教会の前を通り、コンコルド広場まで行く。

オランジェリー美術館はちょうど行列しないで入場できた。

最後にギャラリー・ラファイエット百貨店へ。ここへ来たらこのステンドグラスの天井をみなくっちゃ。久しぶりに見上げるとやはり美しい。

かつて外国人買い物客の中で群を抜いて多数派だった日本人だが、今は中国の団体さんに押されて押されて、

押し出されるように日本人カウンターが地下へ移ってしまったのだそうだ。

コメント
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