旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

パロからティンプーへ

2012-01-27 16:36:47 | ブータン
ブータンの空の玄関、パロ空港から出ると街はすぐちかく。

旧市街では伝統的なスタイルの建築を義務付けられているので均一な美しい街並み。
それに、電線・電柱が見えないこともこの景観の重要な要素だ。

昼食の後、首都のティンプーへ向かう。深い谷と山を抜けてゆくくねくねした道だが、これはブータンで最もよく整備された「ハイウェイ」。空港のあるパロとティンプーを一時間ほどで結ぶ。

この道ができるまでパロ⇔ティンプー間は二時間かかっていたのだそうだ。
道沿いのあちこちに見かける崩れかけた土壁の砦のように見えるものはなんだろう?

これはたいして古いものではなく、新しい家をつくって住人が放棄した古いブータンスタイルの家なのだとか。
土壁の雰囲気は日本の古い家と同じだ。

使用している家を見ると、なるほどこんな風だったのかと納得。
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一時間ほどで首都ティンプーがちかづいてくる。のんびりした田園地帯ではあるが、すでに建築ラッシュがはじまっている。ショッピング・アーケードのひとつには「ブータンで最初のエスカレーター」が昨年2011年に設置され、人々が見物に訪れているのだそうだ。数年でティンプー周辺の風景は大きく変わっていくことだろう。

ティンプーの街のヘソになる「時計台広場」にはたくさんの人が集まっている。

要になる交差点にさえ信号はない。

「この国には似合わない」と国王のご意見だったとか。
車は増えてきているが、まだおまわりさんの交通整理の方が有効な程度である。
だが、これまで無料だった街での駐車料金を取るようになったということだ。

横断歩道の看板が面白い。

男性の民族衣装「ゴ」を来ている人物がわたっている。
街の看板、一般商店は必ず青と白の看板にすることも決められている。
コメント
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