朝、タイムズ・スクエアど真ん中に位置するマリオット・マーキーズホテル32階の部屋からの眺め
リフトは吹き抜けの館内を降りていく。途中ガラスの向こうのジムではたくさんの人が汗を流してエクササイズ
NYのシンボル「自由の女神」は、通常のツアーだとスタテン島へ行くフェリーの上から遠望するだけ。はじめて行った時、あまりに遠くでがっかりした記憶があったから、《手造の旅》の時にはできるだけ近くから見るようにする。
だが、先日のハリケーン「サンディ」の被害がひどく、一か月以上経っても「自由の女神」のあるリバティ島へ上陸するフェリーは運休のまま。今日はバッテリーパークから出ている一時間の遊覧船に乗ることにした。
遠くに見えていた像が、やがて目の前にやってくる。
かつて飛行機などない時代、人々は皆海からマンハッタンへやってきた。その時、最初に正面にその姿をあらわしていたのがこの立像なのである。新世界を求めてやってきた移民たちの目に、それはどれほど印象的な光景だっただろう。
フランスからの革命百周年記念プレゼントだったとか、作者のバルトルディは自分のコワイ母親をモデルにしたとか、そんな事は忘れて良い。大事なのは、どれだけ多くの「新アメリカ人」たちが、この像を見つめて上陸していったのかという事。
すぐちかくのエリス島は、移民たちが検疫を受けた島である。ここで病気や犯罪歴が発覚すると、新世界を目前にして強制送還されてしまう。
ここの博物館はその歴史を日本語でも解説してあるそうだが・・・こちらも台風被害の後、まだ復旧していなかった。また、次回、ですね。
船はイーストリーバーをさかのぼっていく。百年の歴史を持つ美しい橋の下をくぐりぬけてゆく。
高層ビルが海から直立したような景観はたしかにNYならではの圧巻だ。
いちばん右から二つ目の建設中のビルが「9・11」の跡地に建てられているビルの中のひとつであります。
遊覧船から降りて「ハイライン」と呼ばれる遊歩道を歩く。
元の貨物小列車が走っていた空中線路をとりこわさずに細長い庭園にしたもの。ところどころに線路自体も残されている。暖かい時期にもっとゆっくり歩きたいですね。
降りてから近くのカフェで全員でお茶。十人ほどだからこういう時間がとれる、そこが《手造の旅》の良いところです(^^)
11:30に「グランド・ゼロ」の入場予約をとってもらっていた。ここは観光地ではないのでに入場料はとらない。しかし、この行列はやっぱりどこかのアトラクションに入る行列のようであります。
新たなワールド・トレード・センターを建設してはいるが、
南北のビル二つのあった場所そのものには、さすがに建物をたてようとはしていない。
それぞれのビルのかたちに掘りこまれた穴に、えんえんと滝が吸い込まれていく。
ふちには犠牲者の名前が刻まれている。
記念館はまだオープンしていなかった。
**
遅めの昼食を、「フランシェス・タバーン」という歴史あるレストランへ。
ワシントンも好きだったというパイ包みのスープがいけてました。
ウォール街を少し歩く。
42丁目のホテルへ向かう頃には、早くも陽がかたむいている。
夜はすぐちかくでやっているミュージカル「ライオン。キング」へ
※ミュージカルの感想はこちらからお読みください。
リフトは吹き抜けの館内を降りていく。途中ガラスの向こうのジムではたくさんの人が汗を流してエクササイズ
NYのシンボル「自由の女神」は、通常のツアーだとスタテン島へ行くフェリーの上から遠望するだけ。はじめて行った時、あまりに遠くでがっかりした記憶があったから、《手造の旅》の時にはできるだけ近くから見るようにする。
だが、先日のハリケーン「サンディ」の被害がひどく、一か月以上経っても「自由の女神」のあるリバティ島へ上陸するフェリーは運休のまま。今日はバッテリーパークから出ている一時間の遊覧船に乗ることにした。
遠くに見えていた像が、やがて目の前にやってくる。
かつて飛行機などない時代、人々は皆海からマンハッタンへやってきた。その時、最初に正面にその姿をあらわしていたのがこの立像なのである。新世界を求めてやってきた移民たちの目に、それはどれほど印象的な光景だっただろう。
フランスからの革命百周年記念プレゼントだったとか、作者のバルトルディは自分のコワイ母親をモデルにしたとか、そんな事は忘れて良い。大事なのは、どれだけ多くの「新アメリカ人」たちが、この像を見つめて上陸していったのかという事。
すぐちかくのエリス島は、移民たちが検疫を受けた島である。ここで病気や犯罪歴が発覚すると、新世界を目前にして強制送還されてしまう。
ここの博物館はその歴史を日本語でも解説してあるそうだが・・・こちらも台風被害の後、まだ復旧していなかった。また、次回、ですね。
船はイーストリーバーをさかのぼっていく。百年の歴史を持つ美しい橋の下をくぐりぬけてゆく。
高層ビルが海から直立したような景観はたしかにNYならではの圧巻だ。
いちばん右から二つ目の建設中のビルが「9・11」の跡地に建てられているビルの中のひとつであります。
遊覧船から降りて「ハイライン」と呼ばれる遊歩道を歩く。
元の貨物小列車が走っていた空中線路をとりこわさずに細長い庭園にしたもの。ところどころに線路自体も残されている。暖かい時期にもっとゆっくり歩きたいですね。
降りてから近くのカフェで全員でお茶。十人ほどだからこういう時間がとれる、そこが《手造の旅》の良いところです(^^)
11:30に「グランド・ゼロ」の入場予約をとってもらっていた。ここは観光地ではないのでに入場料はとらない。しかし、この行列はやっぱりどこかのアトラクションに入る行列のようであります。
新たなワールド・トレード・センターを建設してはいるが、
南北のビル二つのあった場所そのものには、さすがに建物をたてようとはしていない。
それぞれのビルのかたちに掘りこまれた穴に、えんえんと滝が吸い込まれていく。
ふちには犠牲者の名前が刻まれている。
記念館はまだオープンしていなかった。
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遅めの昼食を、「フランシェス・タバーン」という歴史あるレストランへ。
ワシントンも好きだったというパイ包みのスープがいけてました。
ウォール街を少し歩く。
42丁目のホテルへ向かう頃には、早くも陽がかたむいている。
夜はすぐちかくでやっているミュージカル「ライオン。キング」へ
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