近年、イスタンブルは観光客に大人気!・・・代表的な観光地は混雑も相当なものになってきている。
朝、トプカプ宮殿への入場待ち行列
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そして、中へ入ってから人の集中するのが「宝物館」
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先陣争いのように並ぶことになる。入場待ちに三十分や時に一時間も時間を費やしていては、忙しい観光地ばかりを詰め込んだ日程は破綻の危機に瀕してしまう。
混雑を避けるのにいつがよいのか?明確な時間は現地のガイドさんでも読めないのが現状であります。
今日は晴れてとても気持ちが良い風が吹く日。行列してダイヤモンドを見るよりも、中庭で花盛りのチューリップを楽しむ方が正しい過ごし方だと思えてしまう。オランダのキューケンホフ公園のよう。オスマン帝国時代もここはチューリップの花園だった。何故チューリップは特別な花だったのか?
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★チューリップはトルコからオランダへ渡った花だが、トルコではラーレ(LALE)と呼ばれる。(※LAREと書かれているサイトもあるが間違い)アラビア語では母音が書かれないので「LL」と表記される。神という言葉アッラーはALLAH。これも「LL」となるので、チューリップは神様の花と呼ばれ、特別な地位を得ていたのだ。宝物館もよいけれど、こちらも楽しみたい。
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トプカプ宮殿の先端は海峡に面したちょっとした崖になっている。かつて神殿があった場所と言われれば確かにふさわしい。
そこから新市街ガラタ地区を遠望。
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そこには、この混雑に拍車をかける原因が浮かんでいた。
大型客船から何十台ものバスがやってくる春夏シーズンを避けるのは一つの方法かもしれない。
トプカプ宮殿内・別料金入場箇所のハーレムに入ると少しは混雑がまし。それでも公式にはガイドさんが中で説明するのは禁止になってしまった。タイルを見るならハーレム内のものがいちばん美しいだろう。
これは部屋の暖炉上部↓
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***
スレイマニエモスクへ移動すると、混雑はいっきに解消された。
ここは大型バスで近づく事が出来ない。さらに坂を上り下りする必要があるので、通常の団体さんは敬遠する場所。時間もかかるので忙しいツアーに入れることは難しい。
しかし、高名なオスマン時代の建築家シナンの設計したこのモスクは大きいというだけでなく、美しい。
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前庭を囲む柱は多くが古代の建築から持ってこられた。特にはヒッポドロームのものが多いそうだ。
四本のミナレットのうち一本は「光る塔」と呼ばれたが、その理由はまた別のところに書きます。
内部は静謐な幾何学的空間がひろがっている。
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音響もすばらしいのは、ドームの中に64個の壺がかくして埋め込まれ、床のレンガもわざと空間をあけてあるからだとか。
★すぐちかくに建築家シナンの墓がある
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写真で丸く突き出した部分ではなく、そのすぐ右側の塀の中。
後の時代に彼を賛美した人々からの献辞が刻まれている↓
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****
海峡クルーズへ出発
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今日は午後、アジア側にある空港からトラブゾンヘ飛ぶ。
なので、混雑する橋を渡らない工夫としてもクルーズは一石二鳥。
ボスポラス海峡を渡る。
第二ボスポラス大橋を超えて、このヨーロッパ砦ルメル・ヒサーリが見えてくるまで追い風で、デッキの上は無風に近かった。
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チャイを運んでもらってゆっくり飲めた。帰路、方向転換すると急に風がびゅうびゅう吹き出して下の階へ移動。
しばらくしてアジア側のウスキュダラへ上陸。
ヨーロッパ側にくらべると外国人観光客は少なく、トルコ人たちがお茶をたのしんでいる。
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港のすぐ近くに、同じく建築家シナンが設計したミヒルマル・モスクがあった。
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これはこぶりだが、とても美しいモスクだとされている。
シナンはスルタンスレイマンと寵姫ロクセラーヌの間に生まれた娘ミヒルマを愛していたという話がある。
内部訪問はまた別の機会に。
*****
アジア側のサビッハ・ギョクチェン空港へ向かう途上、あのナイチンゲールがクリミア戦争中に働いていた病院が見えた
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この空港の名前は建国の父アタチュルクの養女で、トルコ最初の女性パイロットからきている。
空港内にあった、イスタンブルの人気サッカーチーム、ガラタ・サライのグッズショップ
ちょうど日が暮れる20時少し前、トルコ北東部・黒海沿岸トラブゾン空港へ到着
朝、トプカプ宮殿への入場待ち行列
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そして、中へ入ってから人の集中するのが「宝物館」
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先陣争いのように並ぶことになる。入場待ちに三十分や時に一時間も時間を費やしていては、忙しい観光地ばかりを詰め込んだ日程は破綻の危機に瀕してしまう。
混雑を避けるのにいつがよいのか?明確な時間は現地のガイドさんでも読めないのが現状であります。
今日は晴れてとても気持ちが良い風が吹く日。行列してダイヤモンドを見るよりも、中庭で花盛りのチューリップを楽しむ方が正しい過ごし方だと思えてしまう。オランダのキューケンホフ公園のよう。オスマン帝国時代もここはチューリップの花園だった。何故チューリップは特別な花だったのか?
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★チューリップはトルコからオランダへ渡った花だが、トルコではラーレ(LALE)と呼ばれる。(※LAREと書かれているサイトもあるが間違い)アラビア語では母音が書かれないので「LL」と表記される。神という言葉アッラーはALLAH。これも「LL」となるので、チューリップは神様の花と呼ばれ、特別な地位を得ていたのだ。宝物館もよいけれど、こちらも楽しみたい。
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トプカプ宮殿の先端は海峡に面したちょっとした崖になっている。かつて神殿があった場所と言われれば確かにふさわしい。
そこから新市街ガラタ地区を遠望。
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そこには、この混雑に拍車をかける原因が浮かんでいた。
大型客船から何十台ものバスがやってくる春夏シーズンを避けるのは一つの方法かもしれない。
トプカプ宮殿内・別料金入場箇所のハーレムに入ると少しは混雑がまし。それでも公式にはガイドさんが中で説明するのは禁止になってしまった。タイルを見るならハーレム内のものがいちばん美しいだろう。
これは部屋の暖炉上部↓
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スレイマニエモスクへ移動すると、混雑はいっきに解消された。
ここは大型バスで近づく事が出来ない。さらに坂を上り下りする必要があるので、通常の団体さんは敬遠する場所。時間もかかるので忙しいツアーに入れることは難しい。
しかし、高名なオスマン時代の建築家シナンの設計したこのモスクは大きいというだけでなく、美しい。
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前庭を囲む柱は多くが古代の建築から持ってこられた。特にはヒッポドロームのものが多いそうだ。
四本のミナレットのうち一本は「光る塔」と呼ばれたが、その理由はまた別のところに書きます。
内部は静謐な幾何学的空間がひろがっている。
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音響もすばらしいのは、ドームの中に64個の壺がかくして埋め込まれ、床のレンガもわざと空間をあけてあるからだとか。
★すぐちかくに建築家シナンの墓がある
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写真で丸く突き出した部分ではなく、そのすぐ右側の塀の中。
後の時代に彼を賛美した人々からの献辞が刻まれている↓
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海峡クルーズへ出発
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今日は午後、アジア側にある空港からトラブゾンヘ飛ぶ。
なので、混雑する橋を渡らない工夫としてもクルーズは一石二鳥。
ボスポラス海峡を渡る。
第二ボスポラス大橋を超えて、このヨーロッパ砦ルメル・ヒサーリが見えてくるまで追い風で、デッキの上は無風に近かった。
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チャイを運んでもらってゆっくり飲めた。帰路、方向転換すると急に風がびゅうびゅう吹き出して下の階へ移動。
しばらくしてアジア側のウスキュダラへ上陸。
ヨーロッパ側にくらべると外国人観光客は少なく、トルコ人たちがお茶をたのしんでいる。
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港のすぐ近くに、同じく建築家シナンが設計したミヒルマル・モスクがあった。
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これはこぶりだが、とても美しいモスクだとされている。
シナンはスルタンスレイマンと寵姫ロクセラーヌの間に生まれた娘ミヒルマを愛していたという話がある。
内部訪問はまた別の機会に。
*****
アジア側のサビッハ・ギョクチェン空港へ向かう途上、あのナイチンゲールがクリミア戦争中に働いていた病院が見えた
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この空港の名前は建国の父アタチュルクの養女で、トルコ最初の女性パイロットからきている。
空港内にあった、イスタンブルの人気サッカーチーム、ガラタ・サライのグッズショップ
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ちょうど日が暮れる20時少し前、トルコ北東部・黒海沿岸トラブゾン空港へ到着
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