旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

カンダラマホテルへ

2017-01-20 20:33:42 | スリランカ

ピンナワラでゾウの行進を見てから、ランチ。ライムジュースがおいしいんです。 しばらくすると雨が降ってきた。商店は品物を全部入れるようなスペースはない。 天気によっては今日のうちにダンブッラの石窟寺院へも行こうと思っていたが、今日はもう直接カンダラマのホテルへ行ってしまうのがよいと判断。 ↓右手に見えてきた大きな岩山がダンブッラ石窟がある場所↓


そこから三十分もしないでホテルの広大な敷地へ入る。 今でもカンダラマ村はある。ヘリタンス・カンダラマホテルができてからも、人々の暮らし方はそれほど変化していないようにみえる。見えるだけかもしれないが。 人造湖のほとりにそびえる高さ百メートルほどの岩山を巻き込むようにして建てられているホテル。どんどん密林の中にどうかしていっている↓ それが、ジェフリー・バワの目的なのだ↓ 入口↓ ここから細くなった回廊を抜けると・・・ 広々としたロビーにでる↓ サワーサップのウェルカム・ドリンク⇒ 部屋もシンプルながら、どこを切り取ってもシンプルで温かみがある↓ バスルームのこの明るさが 早く着いたので、今日はSPAでマッサージをうけてもらう事も、数人に可能だった↓ 七階の一番端、ちょっとわかりにくい場所↓最上階なので天井もこんなふうにできる↓ 施療室もこんな↓ お送りにきたら、私にもジンジャー・ティーをだしてくださいました↓ ** 一時間後、お迎えにもどってきたら、もう暗くなっていた。真っ暗な空から四角く開いた天井に雨がきらきら降りこんでくる↓ さぁ、目にも舌にもすばらしい、夕食バッフェへ行きましょ(^.^) ジェフリー・バワの友人だった彫刻家セナナヤケ氏の制作した巨大なフクロウが目印↓ サラダバーにもちゃんと人がいてしっかり混ぜてくれる↓




一口前菜風にもりつけられていて食べやすい



もちろんカレーは多種・多様。辛さもさまざまなのだが、それが一目でわかるわけではないのが難しいところ。どれも美味しいのですが↓



↓野菜のグリルもいろいろ↓



他にもモンゴル風に肉を焼いてくれるコーナーとか、昨年にはベトナム風春巻きコーナーとか、いろいろありました。


★昨年のテレビ番組で、洞窟風な隠れレストランが密かに存在することを知って、ガイドさんにその場所を訊ねてみた。すると、このメインダイニングから外へ出て、細いブリッジでつながった自然の岩肌が見える所へ連れて行かれた↓木々の向こうから、笛の音がきこえてくる・・・



笛を吹く人の後ろ姿がみえたところで、全体の様子がやっとわかった↓全体でもテーブルは三つほどしか置けない隠れたスペース。いちばん奥に二人だけ人影が見えた↓



そうか、これが、ヘリタンス・カンダラマの「岩穴ディナー」だったのか。料金はというと、ひとり+$400だそうな。いったいどんな料理が出されるのだろう? 


***コーヒータイムは別の音楽を演奏してくれているラウンジで提供される。


部屋に戻るときにも自然の岩の雰囲気が感じられる廊下を通る。このホテルには「ハズレ」の部屋というのは、存在しない↓



以前の《手造》この日の様子は⇒こちらからごらんください

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ゾウさんにバナナをあげたい

2017-01-20 12:02:32 | スリランカ
空港近くのホテルを出発。現大統領シリセーナ氏が笑顔でお見送り↓


一般道を走ると、仏教寺院だけでなく、イスラム教のモスクや、キリスト教の教会も、いくつも見えてくる


子供たちがスリランカの旗と仏教旗を掲げて歩いてくるのが見えた↓



**今回富山からご参加の方が、日本三代大仏「高岡大仏」のお土産を持ってきてくださった。大仏さんの形をした飴↓喜んでもらえるとおもいきや…これを見たスリランカ人のガイドさんは…
※反応⇒こちらに書きました


※昨年の高岡訪問の時の話は⇒こちらからお読みください
****
ピンナワラの通称「ゾウの孤児院」に到着。外国人用の入口から、

1975年にスタートした当時には、たしかに「孤児」ゾウを収容していたけれど、今ではここで出産し育つゾウも多く、「ゾウの産院」という名前の方がふさわしいのでは?とか。現在86頭がいるのだそうだ。我々が到着した午前11時過ぎはちょうど川に水浴びへ行っている時間。それでも、園内に残るゾウたちがのしのしやってくる↓

アジアゾウは長く人間の為に労働してきた。力持ちだし、頭は良いし↓


***
正午になると川からもどってくるゾウさんたち。それを見物に向かう。途中のお店で、なぜか日本人向けの求人広告が貼ってあった⇒





川からの道をのぼってくる一頭目↓べつに、観客に応えて手を(鼻を)振っているわけではありません↓

そこにいる人間が、バナナを持っているのを嗅ぎつけているのであります。次々にやってくるゾウさんはみんな鼻が良い。予想以上にみょ~んとのびてきてみんなをびっくりさせる↓

実は、この「バナナやり」は、行列がはじまる前にまわってきた監視官がやんわりと「禁止」と告げていた。しかし、すぐ近くに何人もいるバナナ売りを止めるわけではない。事実上の黙認である。

小松がはじめてきた二年前には「禁止」なんて一言も言わなかったから、最近増えた観光客とのあいだでいろいろと問題もあったのだろう。年々牧歌的な「ゾウさんへのバナナやり」がしにくくなってきていると感じる。

が、当のゾウさんはそんなこと、知った事じゃありません。好物を見つけて巨大な鼻が動くのを、ゾウ使いだってそう簡単には止められないのです↓

みょ~ん

持っていたバナナがなくなっても鼻がまさぐる↓


ゾウさんとこんなに近くでお近づきになれる場所なんて、そうはありません
(^^)






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