旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ケアンズからグリーン島へ

2021-09-02 07:23:16 | オーストラリア
2006オーストラリアの旅より
ケアンズ沖27㎞ほど、サンゴ礁の中の小さな緑の島へ。

島で一日を過ごす人でフェリーはいっぱい。

到着したらすぐにちいさなグラスボートにのりかえよう。

グラスボートは1930年にケアンズの会社が世界ではじめて考案した。

たしかにこのサンゴ礁の海を楽しむにぴったり。

熱帯魚も鳥もびっくりするほど元気

島は東京ドーム二個半ほどの大きさでいろんな遊びが用意されている

ヘリコプターも

トレイルを抜けた先に乗り場



1770年6月10日、イギリス船エンデバー号のジェームズ・クック船長は緑に覆われた平たい島をみつけた。
同乗していた天文学者のチャールズ・グリーンにちなんで「グリーン島」と名付けた。

サンゴ礁の海は美しいが船には座礁の危機がある。
エンデバー号もグリーン島を見つけた日の夜に座礁。
バラストと大砲まで海に捨てて軽くして満潮と共に抜け出した。
※この時の大砲は1969年に発見された。

時は移り、多くの船がケアンズを出入りするようになってからもサンゴ礁の座礁事故は多かった。
1889年に椰子の木が植えられたのは漂流者が飲み水に困らないようにするためだった。

と、そのわりには椰子の木はみあたりませんでしたが…


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ケアンズへもどり

夜は海辺のレストランにて。

今はリゾートでしかないこの海岸だが

イギリスの戦争のために出征していった兵士のための記念碑が置かれていた。
ケアンズは最もアジアに近いオーストラリアなのだ。
●朝鮮戦争1950-53

●マラヤ、ボルネオ紛争1965-66

●南ベトナム1962-73~「約五万人のオーストラリア兵が動員され、高温多湿の中ゲリラとの戦いに苦しめられ、五百人が命をおとした。ベトナムはオーストラリアにとって最も長い戦争である」

コメント
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