iFi Streamの「排他モード」は評判が良い様なので、「Roon」を導入する前に、排他モードで使うとどれほど音質が良くなるのか、確認のために導入してみた。
「排他モード」とは、デジタル処理に余計な事をさせず(受け付けず)に、音源再生に専念させるという事。
「Bubble UPnP for DLNA」は無料版と有料版があるが、無料版は広告表示やプレイリストの曲数の制約がある。
取り敢えず、試しにPlayストアから無料版をスマホにインストールして使ってみた。ダウンロード数1000万+となっているので、世界中の沢山の人が使っている模様。
無料版はPlaylistに登録できる曲数が16曲。
Libraryから聴きたい曲だけを「Enqueue」で登録。
アルバム全曲もPlaylistに放り込み再生する事も可能だが、曲数は16曲まで。
私は、一度に通しでそれ程の曲を聴かないので、この条件でも問題ない。
広告も画面上部に帯状に現れるだけなので苦にならない。
Server(Library)やRendererの選択、その他の設定は左下の「More」の所から歯車を押して行う。
Serverを「IO DATAのNAS」に、RendererをiFi Audio「ZEN Stream」に設定。
日本語版は用意されていないので、英語を読み解くしかない。
※Server(Library)やRendererの選択は、直接画面上のボタンからも可能。
アプリの操作画面はこんな感じ。
「Library」からアルバムの選択。
「Playlist」への登録。
「Play」画面。アルバム・アートワークも表示。
iFi「ZEN Stream」本体背面の「EXCLUSIVE MODE」を5.DLNAに合わせ、さっそく再生してみると、排他モードの音の素晴らしさに驚き!!! もう戻れそうにない。
高音質。エッジが立つ。音数も多く、ひとつひとつの音の分離も良い。
今までのデジタル音源では、高音域にデジタル臭さが残ったり、なんかコンプの掛かった様なスッキリしない音だったが、今回の「排他モード」ではアナログ・レコード再生に近くなった様な気がする。
「Roon」では、通信方法が独自の様なので、さらに良くなるのか?
これはやって見ないとわからない。
今のところは、ネットからのストリーミング再生をするつもりも無くて、NASからの音源再生だけなので、この「Bubble UPnP for DLNA」で満足しています。
馴れてしまえば、使い勝手も結構良いです。ギャップレス再生も可能。
「Renderer」にブルーレイプレーヤー「SONY UBP-X800」を設定し再生する事も出来た。
となれば、TEACのDAC「UD-505」や他のネットに繋がる機器でも再生が出来そう。
これ、音質が良いです。中森明菜さんのリマスター盤では1番と思います。