My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

私蔵真空管の紹介~第4弾12AT7/12AZ7~

2012-09-22 15:24:02 | 真空管いろいろ

第4弾は12AT7/12AZ7/E80CCの紹介です。

こちらはMclntosh MC275の出力管6550のドライブ管として使っています。

左から①RCA製12AZ7、②Brimar製12AT7、③Mullard製E80CC、④RCA製12AT7 です。

①RCA製12AZ7A

12AZ7は手に入り難い。それは、Mclintosh MC275くらいにしか使われないからだ。

市場の流通が少ない。しかし、MC275には、この球が標準だろうと思って、最初は、暫くこの球を使っていた。

音の印象:

悪くない標準的な音と思う。しかし、後で12AT7を聴くと、12AZ7より12AT7の方が力強い音がすると思う。ドライブ能力は12AT7の方が大きいのか。

②Brimar製12AT7

お店の勧めで購入。Black Plate、多分1950年代製か。マイカの大きな穴がBrimarの特徴。

音の印象:

期待したほどでも無かった。繊細さ、クリアーさに欠けていて、少し篭った感じにも聴こえる。ドライブ力はありそう。

私の好みには合わなかった。

③Mullard製E80CC

ムラードのLong Plateである。MullardのLogoは気に入っている。

音の印象:

高域がとてもクリアーであり、煌びやかである。全体的に高域よりの音。

音全体のバランスから言うと、中域~高域の繋がりが悪く、高域だけが、明後日の方から聴こえる感じである。長時間聴くと疲れる。暫く使って止め。でもNOSなので、暫く使うと変わるかも。

④RCA製12AT7

やっぱりRCA製に戻り、狙いをつけ、やっと見つけて購入。

Black Plateで、Square Getterである。1950年頃製造?

音の印象:

期待した通りの音を出してくれた。

ドライブ能力、繊細さ、クリアー、空間表現とも良く、気に入っている。今のところ、この球に固定。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も④です (KJ510)
2012-09-22 20:58:14
私も同じRCAの12AT7を使ってます。レプリカなので4本です。スペアの4本も持ってるほど気に入ってます。感想はサイト主さんと同じような音質と思います。12AX7もRCAの1950年代のスクエアゲッターのブラックプレートです。これも3本スペア有ります。次はKT88を含めてPsvane T-seriesを試して見ようかなと思ってます。PentaのKT88も気になっています。夏にスペア真空管を結構調達したので家族が忘れる頃に再度調達しようと思ってます。
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Re: (ブログ主)
2012-09-24 22:29:42
12AX7は、つい数日前に入手したBrimarが私には合いそうです。Telefunkenは全域に渡りフラットで優秀、でもちょっと音が硬い感じがします。Mullardは逆に柔らかすぎで少し暗いイメージ。Brimarはその中間で、お互いの良い所を併せ持った感じで良いです。まだエージング中ですが、もっと良く成ることを期待しています。
KT88は、私は6550を愛用しています。
中国管は敬遠しています。6550はSvetlanaのWinged-Cが良かったですね。Tung-solのReissue品よりも良いです。低音の出方とか力がありますね。プレートの造りが2重になっており、他のものとは違います。このKT88品も使ってみたいですね。お勧めの球です。
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