ファイメット・シートがまだ余っていたので、ES9018S DACの部品に貼ってみた。
シートを貼った部品は、フィルムコンデンサと電源の電解コンデンサ。
フィルムコンデンサの側面と電解コンデンサの頭に、ペタペタと貼りました。
電源部の大型電解コンデンサに腹巻の様に巻き付け、頭にもペタっと貼りました。
そして、水晶発振モジュール部分に位置するアルミ・ケース内面にもファインメットシートを貼りつけました。
このDACには水晶発振モジュールが5個も搭載されています。色々なサンプリング周波数(fs)に対応するためでしょう。
それらの高周波がケース内で乱反射して他の部分にノイズを散らさない様に、電磁波吸収の目的で貼りつけておきました。
アルミ筐体なので、ある程度電磁波は吸収していると思うのですが、念のために。おまじない。
丁度、この時、仕事でもEMI測定をしていましたので、色々とヒントを得ました。
組立後、いつも通り、foobar2000でPCM/DSD128変換→DoP→USB→当DACに注入し、音を聴いてみた。
今までも十分に良かったのですが、低音~高音にかけて、さらに音のしまりが良くなり、濁りも無くなった。音が明瞭になり、立体感もさらに増した。
特に、以前は少し曇り気味の低音が弾む様になりました。ファインメットの効果があったと思います。
考えてみれば、電解コンデンサに巻き付けたファインメット・シートは、高周波成分を吸収する役目なので、電解コンデンサに高周波特性の優れた小容量のセラコン、フィルムコンをパラに入れたのと、同じ効果かも知れません。いや、高周波をグランドに流し込むのではなく、吸収するので、それよりも効果があるかも。
いずれにしても、電解コンデンサに巻き付けでも、ファインメットの効果が認められました。
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