これはすごい!
外伝とはまさにこうあるべき。
この物語が
守り人シリーズの蒼路の旅人よりも
先に出来上がっていたというのだから
驚きを通り越して開いた口がふさがらない。
蒼路の旅人でチャルムと
世界の行く末に
ただならぬ影響をあたえることになる
南の大国タルシュの密偵ヒュウゴ。
その青年時代を軸に
世界が絵巻をとくように
戦乱に巻き込まれていくようすを描く。
もう賛辞の言葉が見当たらないくらいすごい。
守り人シリーズの面白さは
脇役がいないところにある。
一人一人にその物語を感じるし
その物語がシリーズに厚みを持たせている。
上橋先生お願いです。
全ての登場人物の外伝を上梓してください。
その頭の中にはすでにできあがっているのでしょ笑?