今川の菩提寺
臨済寺へついにやってきた!
おおう。
静機山の尾根から
一寸だけ覗いたことはあったが
正面から見ると
改めて荘厳。
あいにくの雨だが
雨じゃなくても
駐車場もねーし。
観光客のすくない
禅宗の修行寺。
行き届いた通用門をくぐると
1997年建立の
新仏殿。
まだまだピカピカ。
今川家黄金期の政治軍事顧問、
大原雪斉が建立し
今川義元が英才教育をうえ
徳川家康が人質時代をすごした
当時としては
駿河の国随一の最高学府だったに違いない。
緩やかな階段を上り
本道へ。
静かだ・・・。
実に静かだ・・・。
人の気配はないくせに
塵一つおちていない境内に
ピリッとした
禅寺ならではの
緊張感を感じることができる。
一般公開は年に2度のみで
その姿は通常秘匿されている。
が
この日はJR主催キャンペーン
静岡ディスティネーションで
なにやら選ばれし30名ほどが
拝観中。
う、うらやましくなんかないんだからねっ!
参拝の後は
焼きたてどら焼で有名な
浅間神社表参道
河内屋さんへ。
大人気のどら焼は
時間制で
定時の30分前から客が並び始め
十分に行列が出来上がったのを見計らって
高見山のようなおやっさんが焼き始める。
こちらのご主人とにかくおしゃべりな上に
まぁもったいぶりながら
直径10cm程度のどら焼きの皮を
ペシャッ
ペシャッ
とチマチマ焼いてゆく。
その間
手元の100倍口が動き続け
とにかく客いじりが止むことがない。
ホカホカで頂くどら焼きは
クレープと和菓子の中間のようで
そこいらで頂くどら焼きとは
ちょっと別物。
熱々でペロ~ンとした
甘さ控えめの薄皮に
これまた甘さ控えめの
餡子が控えめに挟まる。
熱々前提なので
そんなに甘くしていないのかもしれない。
世間的にはこのご主人を含めて
大人気のことだけれど
店主のおしゃべりは結構苦手な部類に入る。
というか
正直不快。
どら焼を補って余りある
店主のマイナスっぷりで
むしろ二度といきたくないかも笑。