僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

涸沢ゆるキャン▲

2021年10月09日 | ぶらぶらする
久しぶりの上高地!
今回の行程は
上高地バスターミナル1505mから
涸沢ヒュッテ2309mを往復する
どこにも登らず朝日を見るだけの
往路6時間10分、復路5時間10分の
ピストンコース。
駐車場で仮眠をとって
タクシーの方が始発が早いとのことで
4時にタクシーに並ぶも
台数が少なく結局バスと変わらない
というか何なら始発バスより遅めの
5時過ぎの便に乗車。
いつきてもいいところだ!
5時45分上高地ビジターセンタースタート。
朝焼けの明神。
曇りの予報もあったけど
とりあえず今日1日は持ちそうだ!
6時45分明神館。
とりあえずゆっくり目にスタートしたので
とにかく抜かされる。
いいのさ。
そのために早立ちしているのだから
いくら抜かされてもへっちゃらなのさ。
梓川を左に見ながら
徐々に左に曲がり始める。
明神から徳澤園はかるーいアップダウンもあるけど
明神岳と梓川を見ながらなので歩きやすい。
微妙な登り勾配で徐々に高度を上げながら
7時40分徳澤園。
順調に進む。
ずいぶん抜かされているけど。
8時35分横尾山荘。
トイレがすげえキレイ!
この先涸沢まで水場がないので
最後の補給を済ませる。
ここいらで幕営して蝶が岳ってものいいなぁ。
30年前に泊まった建屋とは
似ても似つかないデラックスっぷり。
やはりこの時期お目当ては涸沢のようで
このまま槍沢へ直進する人は皆無。
一様にみなさん横尾大橋の向こうへ消えてゆく。
8時50分横尾大橋を渡る。
雲が多いのは気になるけど
それ以上に人が多い笑。
10時本谷橋。
まったくもってコースタイム通り。
10時20分
本谷橋を後にして本格的な登り開始。
とにかく人が多い。

11時前方に釣り尾根を確認。
この辺りは
どこからか水の音が響き、
北穂高を正面に
左が涸沢、右が大キレットへ向かう横尾本谷
となっている。
ついつい足を止めてしまうが
落石も多いので速やかに通過しましょう。
振り返るとナナカマドと横尾尾根。
ここからがようやくというか
ゴールが意識できてからがしっかりした登り道。
12時最終アプローチ。
12時15分涸沢ヒュッテ着。
混み混みのテントサイトはとりあえず上の方を目指して
涸沢小屋がちかいんじゃないかというあたりに設営。
しかし1人2000円てずいぶん高くなったなー。
以前は1000円でも高いと思っていたけど
コロナの影響もあるんだろうな。
紅葉は先週がピークだったようす。
それでもまだまだ素晴らしいけど。
9月の地震で落石がずいぶん騒がれていたけど
釣り尾根から前穂高はそもそも落石多いからねえ。
とりあえずビールとおでんで軽食をとる。
手作りおでんはとっくに売り切れで
こちらは業務用を温めたもの。
夜空は雲が多く出てきたので
涸沢ヒュッテから地上の星を満喫。
遅い時間は風もやんで
星が多く出ていた。
翌朝は雲一つない快晴。
モルゲンロート見ながら
時の経過をぼんやり楽しむ
という贅沢な時間。
もちろん撤収作業と並行しながらね!

予報では2日目が曇りだっただけに
この快晴はうれしい誤算。
7時下降開始。
後ろ髪をひかれる思いで
谷へダイブしてゆく。
快晴すぎる涸沢は
見飽きることがなく
ついつい足が止まってしまう。
なんども
なんども振り返ってしまう。
7時半Sガレ。
登りで人が多いなら
もちろん下りも人が多い。
横尾尾根が正面に見えたら
涸沢ともお別れ。
また来よう!
8時半本谷橋。
このあたりでどうしてもトイレに行きたくなり
とにかく先を急ぐことに
団体さんをひたすら追い越して
9時横尾大橋。
ここでトイレが開いていなかったら
もう死んでしまったかもしれないくらい。
ありがとう横尾山荘。
10時半徳澤園でアイスクリーム休憩。
山で頂く下界の食べ物というのは
なぜここまで悪魔的な旨さなのか!
11時45分明神池。

いつもながらおいしそうな魚が
平和そうに泳いでいる。
静かで透き通る池の様子が楽しめるので
登山のついでに足をのばすおすすめスポット。
有料だけど。
この辺りはお猿の出没が多く
高確率で群れと遭遇する。
この日も徳澤園から明神まで
朝ご飯を探しに
梓川を下る群れと一緒だった。
13時無事に河童橋へ帰着!