『九段斑鳩』
なんてかっこいい四字熟語だろう!
2000年初頭、
この単語を耳にして
問答無用で憧れを抱いた人は多かったはず。
もちろんラーメン屋の屋号というのも知っているし
超がつく行列店だったのもしっている。
九段x斑鳩の響きとその重厚感から
しらずしらず足が遠のいていたが
『東京駅ラーメンストリート』
という軽薄な地名がセットになることで
実に珍妙な組み合わせとなってしまった。
特濃らー麺を頂く。
当時、高級食材を惜しげもなくふんだんに使った
動物魚介のダブルスープとして
一世を風靡した一杯は今も健在なのだろうか。
もちろんおいしくはあるのだが
この一杯が熱狂と驚きをもって迎えられたあの時代は
過ぎ去ってしまったのだなと
時の流れを感じながら店を後にする。
そして忘れ物をして店に戻る笑。
すみませんでした!