KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

ずかんのはなし+あるふぁ

2009-06-03 22:37:48 | 本と雑誌

 前回訪れた、木村定男氏の原画展にて、こんな本を買いました。2冊セットで¥5,600は今の財布事情から考えるとちと痛いが・・・!

Img_28351

 収録されている作品に総じて言えるのは、描かれている汽車や電車が非常に緻密で、かつ(かなり)正確を期していること。もっともこれは、絵本といっても、読み物ではなく、幼児向けの「観察絵本」という括りの本の中で多数の作品を発表されているからで、後年、写真を多用する絵本が主流になるまではこういう絵が当たり前だった。幼児教育を目的に描かれているから、ある程度は正確に、しかし絵をぱっと見て概要を捉えてもらいたいから、こんな絵もアリなわけですね。

Img_28361_2

 こういう絵は、小さいときにあった図鑑にあったように思う。それこそ、ぼくの場合、いろんなジャンルの図鑑が十何冊、家の本棚にあった。植物、動物、科学、地球、人の体・・・そしてもちろん、乗り物を扱った図鑑もあり、その本だけ小さいときから読んで(眺めて)いたのだろう。物心ついてからあとで読み返したとき、本が著しく傷んでいたり、ページが抜けていたような記憶がある。

 おそらく、ぼくが生まれた頃に両親が買ったのか誰かから贈られたかであったのだろうと思う。子供の出生祝いで図鑑全集、贈っている人って今もいるんだろうか?

だとすると、ぼくが今のような鉄道好きになったのも赤ん坊の頃に観ていたあの図鑑による刷り込みだったのかもしれない・・・って、それはないか?

途中から強引に話がシフトしたようだけど、どっちも書きたいことだったのでこんな形になってしまった。わかりにくい展開でゴメンね、ゴメンね~(某県出身お笑い芸人コンビ風に)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のりもの絵本にふれる

2009-06-03 00:04:45 | Railway&RailwayModels

 前回の床屋の話と同じ日のはなしをします。

東京・新宿の「ギャルリー・トラン・デュ・モンド」というところで、乗り物絵本の第一人者であった木村定男氏の原画展が開かれており、この日が初日で大雨でしたが、行って来ました。

 Img_28251

 ぼくがこの企画を知ったのは、監修者である関田克孝氏が、例の世田谷線イベントでの懇親会にて今回の企画を紹介してくれたから。木村氏のことはまったく知らなくても、絵本という形で作品には接していたはずだし。もっとも、子供の時は乗り物の図鑑見ながら電車の絵描いてたしなぁ。

 展示されていたのは、絵本の原画や油彩もの、東武博物館のポスターなどなど。東武電車やバスのイラストは氏によるものだったが、齢70にしてエアブラシを初めて使用したというから、その意欲の高さには驚かされる。

 作品そのものの撮影はできなかったので、絵葉書を代わりに撮す。

Img_28341

それと、展示されている実際の絵本を写す。SLが多く登場することに、時代を感じるなぁ。

Img_28291

ところで、このギャラリー、「Galerie Trains du Monde」と書くのだが、”Trains”とあるように、鉄道に関するイベントを多く扱っているのだろうか?ビルの入口にこんなものまであるし。

Img_28241

このへんはあまり詳しく知らないので何とも言えませんが。

 ひとしきり楽しんだところで、帰ろうとしたときに、マイミクのわかちゃん氏とばったり。そういえば、彼も今回のイベント行きたいっていってたが、この場で会えるとは思っていなかったのでビックリした。もしかすると考えていることが似ているのだろうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする