(前回のつづき)ys氏が好きだという同人ゲームを作っている「上海アリス幻樂団」というサークルによるライブで、サークルの楽曲をアレンジしたライブがあり、その中にYMOを真似たような演奏をしているグループがある、とのこと。YMOのコピバンのことか?かつてのO.M.Y(「リッジレーサー」「サムライスピリッツ」等のゲーム音楽を担当した細江慎司氏がいる)や、Yセツ王(助教授こと斎藤久師氏がいる)は有名なのでぼくも良く知っているが、「恋色マジックオーケストラ」なるものははじめて聞いた。当然といえば当然なのだが・・・。
で、翌日、彼が持ってきたDVDを見た。なるほど、新宿ロフトでのライブの模様のようだが、会場がなんとなくNYハラーのイメージに近く、ひと目見てYMOをパロっているのが明らかだった。メンバーは3人で、中央のドラムは赤の人民服と中国の帽子で、ドラムを叩いている。'79年当時の高橋ユキヒロ氏のものまねだ。演奏中汗を拭く、ちょっとした癖までパロっているのが面白い。左側のひとはキーボード&ヴォコーダー担当(坂本氏役)、衣装ははっきりしなかったがおそらく'80年のワールドツアー時の中学生風の制服。腕には赤いバンダナもみえた。で、右側のギター、グリークシアターやハラーの会場で見られた覆面を被って演奏しているが、衣装はなぜかメイド服(!!)なんだそりゃ。
曲名も「凍風(東風)」、「雷異電(雷電・ライディーン)」「テクノマリス(テクノポリス)」と、YMOに非常に酷似している。メロディやコードまでもほぼそっくりなので、「これはYMOのコピーバンドなの?」とys氏に尋ねると、「いや、もともと同人ゲームの音楽が原作であって、それを組み合わせてYMOの楽曲らしくアレンジしなおしている」とのこと。なるほどねぇ。でもys氏、リアルタイムでのYMOを知らない世代で、「ライディーン」は知っていても、それ以外はわからないという。かくいうぼくも”再生”ではじめてYMOを知ったので、人のことは言えませんがね。
帰ってからいろいろ調べて、ここのサイトを見つけ、音楽を聴いてみた。なるほどねぇ。いやよく似ていること・・・。なんかまた填まってしまいそうだ。
こちらこそはじめまして。貴重なDVD楽しく拝見いたしました。少しぼくが誤解していたところがあったみたいでしたので、本文を一部修正しました。
あとでサイトみてみたら、こちらに詳細が載ってましたね
→http://www.flowering-night.net/index2.htm
今後ともごひいきに。
あのライブは上海アリス幻樂団が主宰ではなく
そのサークルが出してる同人ゲームの音楽をアレンジして
別のサークルがライブにしているものです。
とりあえず私もパロディ元になったYMOの曲を探して聴かねば!