今回はちょっとした考察でも。
「まあるいみどりの山手線、まん中通るは中央線・・・♪」という歌にもあるように、昔の電車、特に都市圏を走る通勤電車と呼ばれるものには、車体の色がそれとわかるようになっていた。
今はほとんどの車体がステンレスの銀色が地色になってしまい、路線を識別するのには、車体の一部に施された腰帯の色で判別するしかなくなった。
でもそれも四半世紀以上前からのことなので、個人的にはあまり抵抗はないのだが。
横浜線や八高線などに、2色以上の配色がされているのも、ほかの路線と間違えないような配慮なのだろう。ちなみにぼくは通勤で横浜線と京浜東北線を利用するので、駅で「品川方面へは青色の京浜東北線を、新横浜方面は緑色の横浜線に乗り換え・・・」なんていうアナウンスを耳にする。
しかしたかが帯の色とはいえ、なかなか考えられたな、と思うのが、
この南武線のカラー。上から黄色、オレンジ色、茶色の3色構成。これはかつて南武線を走っていた国電のカラーが元になっている。
茶色は写真なし・・・。
この車両が登場した当時を、よく覚えてる。ぼくは中学生だったな。
新聞の地方欄に記事が載ってて、切り抜きもしたのだが残っていない。
それまで南武線といえば「山○線や中○線のお下がり」ばかりが走っていたのだが、そんな路線に新車(つまり、お下がりでない)が走るということですごく期待していたものだ。
それも来年度からいよいよ新車に置き換えになる。さすがに20年以上走っていればそれも仕方ないのかもしれないが。
帯のデザインは当然継承されるようだ。それにしても、昔に比べ、乗る機会が少なくなったなぁ・・・。
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