9月13日から15日まで、毎年恒例の岩手鉄道フェアに参戦してました。ですが、報告は次回以降に回しまして(また!?)、今回は、会場の奥州市へ向かう途中の話を。
朝6時に家を出発し、車をえんえん北に向かって走らせること約6時間。東北自動車道の若柳金成ICを下りて、さらに5分。
突如田園地帯に現れた、懐かしの雰囲気が濃い鉄道施設。旧くりはら田園鉄道 若柳駅跡。
そして、道路の反対側にある、工場施設と、
かつて走っていたレールバスが。「KD10」形というレールバスで、昔は名古屋鉄道で走っていたという。
工場設備も、今にも動くのではないかと思えるような感じ。
窓からミュージアムを覗くと、壁には、くりはら田園鉄道時代の駅名標がずらり。
隣の建物へ進むと、
こちらにはディーゼルカー「KD95形」が。元は電車を走らせていた「栗原電鉄」が、1995年からディーゼルカーを導入した際に3両製造された。栗原電鉄改め、くりはら田園鉄道は、2007年営業廃止されたため、12年ほどの活躍だったという。
車内は現役の姿そのままだった。
工場施設を見た後で、資料館へ戻る。
このくりはら田園鉄道全線を再現したジオラマが圧巻でした。
実際に模型電車の走行も行われたが、その運転前に、ジオラマの風景を、模型電車の前面から撮影したビデオで流すこともしており、これもまたよかった。
工場の外には、倉庫として使われていたような、貨車の車体(木造!)が置かれていた。
一旦ミュージアムを後にして、道路を渡った反対側にある、「若柳駅」へ。こちらも公開展示されていました。
駅舎を通ってホームへ。
先ほど見た、気動車の仲間が展示。休日には、乗車や運転を体験できるというが、この日は平日なので、そういったのもなく、ただ一人、駅構内を貸し切った(!?)気分になって、留め置かれた車両を見て回る。
そして今回、最も見たかった、「栗原電鉄」時代の「M15」形電車。1995年にディーゼルカー化されるまで走っていた。
車内はこんな感じでした。
駅ホーム端から、石越方面を望む。かつてはJRの石越駅まで続いていた。体験乗車はこの先数百メートルの残った線路を走るという。動いている機会にまた来たいなと思っている。
そして反対側は、こんな感じでした。
新設された道路で線路もホームもぷっつり切れているが、この先に線路が続いていて、栗駒や細倉鉱山まで続いていた。
・・・こうして、見たいものを十分に見て、鉄分補給出来たところで、ミュージアムを後にして、本題の鉄道フェスタ会場である、奥州市文化会館(Zホール)に到着。
準備を進め、翌日からの鉄道フェスタに備える・・・というところで、続きは次回。
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