Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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メッキ部品が帰って来ないけどマイバッハを進めましょう

2013-10-12 18:16:27 | Maybach Zeppelin
先日、Cafeに置いている車関係の本や上村さんがパクストンのタービンカーが気になってF-1モデリングを買いに本屋さんに行きました。
ついに買ってしまいました!

少し前からあちこちの1/43関係のブログの広告に出ておりまして大変目障りだったのですが(笑)
5年間同仕様の車を乗っていましたのでトヨタ2000GTやエンツォは全く気にならなかったのですがこれは刺さってしまいました(爆笑)
家内からも許可が出ましたので・・・購読決定です。
問題は組める時間がとれるか・・・またどの仕様で作るのか・・・持っていた車はすみのすみまでわかります。
ダッシュボード文字分で外して張り替えましたしキャブのセットは勿論自分でやりました。
目をつぶっていてもわかりますよ(笑)

さてマイバッハのメッキ部品は水曜日に埼玉を発送されたはず、今お願いしているメッキ屋さんは決して約束を忘れられる方じゃないので今日辺り到着する予定です。
マイバッハを作りながらその部品を待ちましょう~!
まずはメッキ部品が無くても作れる内装から・・・
ドアの内装にポケットを取り付けます、ここはエッチングの部品だったのですがエッチング一枚では立体感に欠けてしまいますので全て作り直しました。

ホイールはディスクをリムに接着します。
これもメッキ部品は関係して来ませんから問題ないですね。
そうそうタイヤのキャストが2個で止まっていたのを思い出しましたので今日中にもう2個作っておきます(笑)

ダッシュボードの木目パネルをダッシュボードのベースに接着、これもメッキ部品には関わらないので進められますね。

次はエッチングのドア内装から切り出して残しておいたパネルの凸部を磨いて金属地を出します。

ドアの内装に部品を取り付けてゆきますが今度はポケットの上側の蓋です。
別部品にする事で立体感を生みます。
この辺りは予想どおりの展開ですね、蓋に留め金具を追加すると一層雰囲気が良くなりそうですね、考えておきます。

先ほどの磨きだしたパネルを接着します。少し締まった感じがしますね。

シートやフットスペースの仕切りを取り付けてゆきます。
フロアとシートは同じ色にしましたが少し変えておいた方が良かったですね。
普通なら分解して塗り直しと思うでしょ?
いやいや、後でアルミ板でフロアマットを作れば良いのです。その方が立体感もでます。
その時その時にどうしたらより良くなるのか考えるのが私の仕事ですね。

リアホイールハウスの内側とリアシートは一体なのですがホイールハウス部分にフラットブラックを塗り忘れていました、さすがにここはどうしようも無いのでマスキングして塗ります。
手を抜いて(?)筆塗りでは無いですよ(笑)ちゃんとエアブラシでフラットブラックのラッカーを塗っています。

足元にペダルを追加します。
このい時代の物は上からのつり下げタイプの様な現代型ではなくてバルクヘッドから生えているのが普通なのでこのようにしておきます。
この後塗装をして取り付けます。

ペダルにウレタンサフを塗ります(缶のプラサフで済ませる様な事は手抜きになりますのでしません・・・笑)のでシフトレバーのブーツをメタルの塊から削り出します。

先っぽには0.7mm程の穴を開けてレバーが刺さる様にしておきました、根元にはブーツをフロアーに固定する為に金属リングを入れておきます、この辺りは実車の写真が無いので想像になります。
なおブーツの無い画像もありますが年式が違う為に雰囲気が間違わない様になれば良いですね。

シフトノブは伝統的に黒い物で長細い物というよりも縦寸法は短めで直径は大きめの平たい丸形の物が多かった様ですね。
これも真鍮を削って作っておきます。



と・・・ここで郵便が届きました!

メッキ部品が帰って来ました。
部品ごとに丁寧に袋に入れて頂いております。

ホイールキャップの塗り分けをしています溝に塗料を流し込んでいますね。
メッキが眩しくて奇麗に入らないです(笑)

ペダルとブーツにサフを入れております。


スーパーセブンのタイヤニ次原型の準備です

2013-10-12 17:32:32 | Lotus Seven S2
今日は制作作業が継ぎ接ぎでセブンとマイバッハの2本立てとなります。
マイバッハの方は午後9時頃に更新致します。

セブンの方はタイヤの原型からニ次原型を作る準備をします。
タイヤの原型は1個だけですが一度のキャスティングでいくつかまとまった数のタイヤを作りたい物です。
その場合1個の原型のシリコン型を取ってレジンで複製して5個なり10個なり作ります、1個のシリコン型で奇麗なキャストをしようとすると大体10~15回が限界でしょうか・・・まあ使う樹脂の硬化時の温度にも寄りますから一概には言えませんが・・・。
タイヤの様にモールドが繊細な物は特にその傾向が強いですね。
ですから2次原型を10個作ってそれでシリコン型を作れば1回のキャストで10個のタイヤが出来る訳です、その型も10~15回が限界なら100個から150個でシリコン型の限界が来てしまいます。
15回のキャストをする手間もあります、シリコンを触る仕事は他の仕事と一緒には出来ませんから他の制作を全くしないでそれに専念するのは非常に非効率なんです・・・。
タイヤをつくると言うのはなかなか原価が高くつく物なんですね。

まあこんな感じなんですがスーパーセブンのタイヤは1台分5本は絶対に欲しい訳です、スーパーセブンを量産する気持ちは余りありません(注文があれば別ですが・・・)ので最低限私の持っているキットが2つありますから予備は10個あれば良いですね(笑)

なのでニ次原型は3~5個作っておけば数回のキャストでタイヤの数を揃える事が出来そうですね、その為にはまずシリコン型を作らなきゃ!
まず注型する部分の足を取り付けます。使ったのは0.5mmのプラ板で幅はトレッドにあわせてあります。

足をプラ板に接着してからまわりに壁を作ります。
壁は最近マスキングテープで作る事が多くなりました。

ここにシリコンを流して一昼夜放っておきますとシリコン型の完成です(笑)
簡単ですね~!