Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今夜から暴風雨域に入ります

2013-10-08 20:50:37 | Lotus Seven S2
九州は台風24号の暴風雨域に入った様ですね。
今夜から明日にかけて山陰も暴風雨域に入って雨風とも強まりそうです現在はまだ雨がシトシト降っているくらいですが・・・果たしてどの程度の風雨になるのか心配ではあります。

さて本日もスーパーセブンの制作なんですが昨日制作したホイールディスクはなぜかリムとディスクの合がきつくて奇麗に収まりませんでしたので再度リムの内側を旋盤で削って調整をしています。
多分ディスクを突っ切りバイトで切った時に少しカエリが出て広がったのかもしれません、合わせが余りにも奇麗に決まっていたのかヤスリでさらった位では奇麗に嵌りませんでした。
再度の微調整のかいもあってホイールが完成致しました。
本来はホイールボルトなどの表現も必要なのですが純正のホイールキャップを取り付けますので今回はその部分の表現は不要だったのでした。

次は趣向を変えてコクピット内を作ってゆきます。
まずはステアリングですがセブンの場合色々なステアリングに替えられていて純正を特定するのは難しいのですが初期のS2の時期ですとナルディのステアリングの様なスポークを持ったウッドステアリングで径が大きめの物が取り付けられている様です。
それらしいスポークがZモデルのエッチング板に有る事を知っていましたのでそれを使用致します。
問題はステアリングの径とグリップの太さ(細さとも言います・・・笑)
ピンボケではありますが机の上にいくつかの金属リングがありますが全てボディにあわせてみて雰囲気を確かめた物の残骸です。
今回は線径を0.5mm(塗装の事を考えてかなり細め)にして内径を7mmとしています。

取り付けは挽き物のシャフトを制作しておきました。
片側はステアリング、反対側はダッシュボードに接着する様にしています。

ダッシュボードに付けてみました、この様な分割にした訳ですがメーターパネルの角度やステアリングの位置がこの車の場合かなりシビアに決めなければならない事でしょうか。何しろ横から全て見えるのですから・・・全てに対してステアリングの見え方を最優先にしたのです。

ステアリングも付けてみるとこんな感じです。

次はシフトレバーですがセブンの場合使われたミッションに寄るのかシフトブーツの形状が何種類かある様です、ただ単に工場側の都合だったのか車がキットでも売られた為に組み立てる人が適当に付けたのか・・・?全くわかりません。
一応この画像の様な物を作ってみました。

真鍮で削って作ると・・・こんな感じかな?

レバーが無いとよくわからないかな??
じゃこれで・・・。

反対側から・・・

まあいいかな!?問題があれば後で何らかの手を入れましょう。
次はエンジンルームです。
この時代のセブンはヒーターも無くてかなりシンプルなんですね。
まずはバッテリーです・・・付いていたメタルのかたまりを削って角を出して使います。
キャップはこの時代丸い物が6個並ぶ物にしたいですな。
作るには3個づつまとまった四角いキャプの物が楽なんですけどね・・・(笑)
ターミナルも後で取り付けます、他に影響が無いので後でいいでしょう。

この辺りは車によって違うのですがバルクヘッドにプラス側にケーブルが入っています何やら内側にキルスイッチを付けている様でしたのでこれも作っておきましょう、多分これは純正じゃないと思いますがスポーツカーの代名詞の様な車ですからこれが付いていても雰囲気を壊す事はありません。
穴を二つ開けておきましてここにケーブルをとめる事になります。

次はウォッシャーモーターです。
セブンと言えどもウォッシャーのノズルを付けた車が多いのでロードカーとしてはやはり付いていないといけないみたいですね。
洋白の丸棒から旋盤で挽き出して取り付けピンを付けておきます。

次にウォッシャーモーターに四角いフランジが付いていますのでエッチングの部品を追加してそれらしく・・・

次はブレーキのマスターシリンダーですね、実車の方はこんな部分についています。
キットの部品は・・・何が何だかわからない形状をしていましてゴミなのか部品なのか判断がつきません、某ショップさんはこのキットをメア社に依頼してキットを作ったのですがそのメーカー完成品を見てこのキットをお蔵入りにされたそうな・・・その判断は有る意味正しかったと言えるでしょう。
今でもこのキットはそのまま某ショップに有るらしい・・・。

マスターシリンダーの試作品を作ってみました、ブレーキオイルタンクのキャップは洋白の挽きもので作りますからこの部品はほんのマスターシリンダーだけと考えて下さい。

試作品がまずまずでしたので2個作ってみました、3種類のパイプの組み合わせでハンダ付けで組み付けています。
ここでのポイントは長さを揃える事ですね。

次はマスターシリンダーを支えるステーです。

ステーを車体に取付けてバランスを見ます・・・

やっぱりマスターシリンダーも付けておかないとバランスがよくわからない・・・(笑)

エンジンルームの中も後はエンジン側面のデスビと点火コイル、クラッチレリーズシリンダーとセルモーター、オイルキャッチタンクくらいでしょうか・・・。もうちょっとで仮組を完了出来そうです。
そうだ!タイヤを忘れていました(笑)