Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ボディの仕上げは時間がかかりますよ

2014-07-25 21:38:06 | Ferrari250TR NART 1958
今日は安全協会の原稿書きでかなり時間をロスしてしまいましたが・・・そうそうブルーベリーの収穫も有ったしね・・・まあ忙しい事よ!
昨日は2度目のウレタンクリアーまで進めていた250TRLHDですが今日はボディの仕上げを進めてゆきます。
硬化したウレタンクリアーに2000番のペーパーをかけています、使うのはスーパーバフレックスの2000番です、これはいつもの工程ですね。

全面にペーパーがかかりますと全体が艶消しになりますよ、まだ艶が残っている部分は凹んだ部分です余り追い過ぎますと下地が出てしまいますからね上手にまわりの面と合わせましょう。

次はラプロス8000番です。
ラプロスの6000番は出番が有りません(笑)
これで少し艶が戻りましたね。

これまたいつもの仕上げですがミラノ2K細目です。
80%くらいは艶が戻りましたね。
これで塗膜が波打っている所が有ればもう一度2000番のバフレックスに戻ってやり直します。

次は3Mのハード・1です。
この時点で既に95%位の出来ですね、ピカピカです!

ボディ表面をマスキングしてから裏側をブラックアウトします。
塗料はクレオスのラッカーです。

表側の吹き漏れや塗り分けの部分はクレオスのラッカーシンナーを使って拭きますと奇麗になります。
微妙な汚れは3Mのウルトラフィニッシュで仕上げます。

時間がかかるボディの仕上げもこれで一段落ですね。
これからは最終組立ての工程に移ってゆきます。
まずはシャーシにリアのバルクヘッドを接着します、同時にドラムブレーキも接着ですね。

続いてタイヤをホイールに接着します。
普通は填めただけなんですが今回はタイヤのストレスを少なくする為にタイヤの内径を大きめに作っています、但しホイールの外径よりは小さいですけどね。
ホイールの外周にクリアボンドを塗って一度乾かします。
乾いてからタイヤを填めてエナメルシンナーを細筆で流し込んで接着剤を溶かして接着という訳です。
クリアボンドが柔らかいうちにタイヤを填めると填めた側とは反対側に接着剤が押し出されてしまいますので奇麗に付けるのは難しくなります。

タイヤマークのデカールを貼付けましてマークソフターで押さえます。
画像ではまだソフターが乾いていない様ですね。
そうそうホイールにエアバルブも付けておきました。

シャーシにタイヤホイールを仮組してボディを乗せてみます。
この時点でトレッドを確認しておく訳ですね、この時代の車は少しタイヤが奥まっている雰囲気を出したいんですね。

いよいよホイールの接着剤を塗って接着です、この時点でもまたボディを載せて雰囲気を確認しながらですね・・・。

いや~雨が降りませんな~!

2014-07-25 17:13:52 | Ferrari F355 1/18
島根県・・・私の住む安来市は梅雨明け前からずっと雨が降っていませんで、中庭の芝生も少し黄ばんで来た様な気がします。
仕方が無いので焼け石に水状態では有りますが芝生に撒水しています。
畑も水を欲しがっているかもしれませんね、明日は畑の潅水をしましょう。
今日は安全協会の配布物の原稿の締め切りなので作文をしています。
これが実は時間がかかるんですよ~作品を作る方がいくらか簡単です・・・(笑)
ブログの様なくだけた!?文章で良ければ簡単なんですが堅い文章を必要としますしこの配布物を印刷してくれる印刷屋さんの奥さんは同級生だったので厳しいチェックが入るかも・・・(笑)余り見て欲しくないですね(暴)

F355はナンバープレートの細工です。
ナンバープレート本体はデカールで実車通りに作られていますがプレートにはそれだけじゃないですね、取り付けの為のボルトが付いていますね。
そしてリアのナンバープレートには封印も付いています、これもまた作りたいと思っています。
取り敢えずナンバープレートに穴を開けてみました。
よく見るとバックカメラの配線が良い感じですね。

いよいよ最後の難問に挑戦致します。
それはエアバッグ付きのステアリングです。
マテル製も京商製も全てエアバッグ無しのタイプのステアリングを装着していますので何かからの流用は不可能ですから協商製の物に加工をしてエアバッグ付きにしなくてはなりません、これは結構難しい事なんです。
まずはステアリングを分解致します。
グリップ部分とスポーク部分を糸鋸にて切断します、一度切断した方がスポークの加工が楽なんですよ。

上側の形状のガイドになるプラ板を接着します。
ステアリングのスポーク部分にスリ割りを入れておいてそこに差し込んで接着する様な感じですね。

大きく違っている下側も同じ様にプラ板を差し込んで接着です。
下側はスポークが2本になっているのです・・・。

パテを盛って整形してみました・・・少し良い感じなった様な気がします・・・下に有る写真は実車の写真です。
今回エアバッグ付きのステアリングにするのにステアリングの裏側の部分の画像を多めに送って頂ける様にお客様にお願い致しました。
その訳はエアバッグ付きの場合そのステアリングの厚みの部分にエアバッグが入っているのでその部分を再現しないと雰囲気が出ないんですよ(笑)

スポークとグリップ部分は当ててあるだけで接着はまだしていないのです、まだ整形も必要ですしね・・・。